月刊教報 みのぶ誌 2024年2月号

 こちらでは「みのぶ誌」掲載記事の一部をご覧いただけます。

祖山時報

新位牌壇増築安全祈願会 2023年12月7日
 午前8時より御真骨堂下長廊下に於いて、院内修法師、在院生が出仕して、新位牌壇増築安全祈願会が執り行われた。
 法味を言上した後、木剣加持が修され、作業の安全、無事円成等が祈念された。
 この位牌壇に祖山讃仰会会員の位牌が安置される。

釈尊成道会 2023年12月8日
 午前4時より釈迦殿新納牌堂に於いて、小澤庶務部長導師のもと、在院生、僧道実修生が出仕して、釈尊成道会が執り行われた。
 この法要は、釈尊が菩提樹の下で悟りを開き、仏陀となられた12月8日の早朝に合わせて行われている。
 小澤部長は「本日お唱えした如来寿量品は、私たちに仏道を成じてほしいという、お釈迦様の願いで終わっている。お釈迦様のお気持ちに沿えるよう、共に懺悔滅罪して、精進して参りたい」と挨拶された。
 また、午前10時より、青山法務部長導師のもと、在院生が出仕して、五重塔の特別開扉式が執り行われた。この特別開扉は、釈尊御降誕会・開創会・御会式・成道会の年4日間の晴天時のみ行われる。
 更に、午前11時より上ノ山丈六堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、僧道実修生が出仕して、釈尊成道会が執り行われた。

「身延山停車場」竣工披露式 2023年12月8日
 午前10時より身延山門前町バス停車場に於いて、小澤庶務部長導師のもと、院内修法師が出仕して、「身延山停車場」竣工披露式が執り行われた。
 法味を言上した後、木剣加持が修され、交通安全が祈念された。
 小澤部長は「ここが新なた拠点となって、地域の発展につながることを願う」と挨拶された。

回向柱閉眼法要 2023年12月13日
 午前9時より本堂前に於いて、浜島副総務導師のもと、院内修法師、在院生が出仕して、回向柱閉眼法要が執り行われた。
 法味を言上した後、松本共栄部次長修法導師のもと、木剣加持が修された。
 この回向柱は、日蓮聖人御入山750年を慶讃して建立された。染筆は、静岡県本光寺住職石川浩徳師によるもである。

宗務内局来山 2023年12月14日
 宗務院より、田中恵紳宗務総長並びに宗務内局一行が来山して、祖廟に於いて宗務内局改編に伴う奉告式を行った。
 午前9時半より、田中総長一行は、小澤庶務部長、秋山御廟所別当の先導のもと、祖廟を参拝し、法味を言上した後、新宗務役員の就任の奉告と祖願達成のため精進していくことを誓願した。
 その後、田中総長一行は本院に移動して、諸堂を参拝し、大奥水鳴楼に於いて、身延山内局と面会した。

みのぶ落楽会 2023年12月16日
 午後1時より鶯渓閣(檀信徒休憩所)に於いて、みのぶ落楽会と題し、落語家柳家小ふねさん、柳亭市松さんをお招きして、落語会が行われた。
 会場は、多くの聴聞者の笑い声で賑わった。

女子僧道実修生修了式 2023年12月20日
 午前9時より棲神閣祖師堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、青山法務部長、なんてん寮寮監らが参列して、令和5年度女子僧道実修生修了式が執り行われた。

仏殿納牌堂脇回廊改修 2023年12月20日
 仏殿納牌堂脇のスロープ改修工事が完了した。
 このスロープは令和3年12月に設置されたが、この度の改修工事により、スロープの傾斜がさらに緩やかになり、車椅子をご利用の方が車椅子のまま、仏殿納牌堂を参拝し易くなった。

棲神閣祖師堂欄干修繕 2023年12月22日
 棲神閣祖師堂の西側欄干修繕工事が完了した。
 経年劣化による損傷が見られた為、この度の修繕工事となった。

埋骨諸霊位追善法要 2023年12月24日
 午前10時より御廟所納骨塔前に於いて、青山法務部長導師のもと、秋山御廟所別当が参列し、僧道実修生が出仕して、令和5年の埋骨諸霊位追善法要が執り行われた。
 この法要は、納骨塔に安置された諸霊位並びに、この度新たに埋骨される御遺骨に対して、回向供養を行うものである。

歳末法華懺法会 2023年12月31日
 午後1時半より本堂に於いて、持田総務導師のもと、浜島副総務、豊田布教部長、青山法務部長、松本共栄部次長、山本輪番事務長・法務部次長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、歳末法華懺法会が執り行われた。
 法華懺法会とは、法華経を読誦して懺悔滅罪する法要である。道場や身体を整え、諸仏を勧請し、眼・耳・鼻・舌・身・意の六根の罪を懺悔する。
 身延山では、大晦日にこの法会を行い、一年間の罪障消滅と得道成仏を祈念している。

歳末読誦会・除夜の鐘 2023年12月31日
 午後11時より本堂に於いて、浜島副総務導師のもと、豊田布教部長、青山法務部長、長谷川財務部長、松本共栄部次長、山本輪番事務長・法務部次長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、歳末読誦会が執り行われた。
 法要後には、豊田布教部長による法話が行われ、令和5年を締めくくった。
 また、午後11時50分より、境内の大鐘楼に於いて、浜島副総務をはじめ身延山各執事が法味を言上した後、除夜の鐘第一打が撞かれた。境内には多くの参拝者が列をつくり順番を待った。

新年祝祷会 2024年1月1日~3日
 1月1日午前4時より、2日・3日は午前6時より、本堂に於いて、持田総務導師のもと、望月海英一老職、浜島副総務、身延山各執事、支院各聖、院内修法師、在院生、僧道実修生が出仕して、新年祝祷会が執り行われた。
 法要中には、松本共栄部次長が修法導師を務め、院内修法師と共に御宝前法楽、参拝者に対して大衆法楽加持を修した。その後、全国の信徒から申し込まれた祈願が読み上げられた。最後に持田総務が新年の挨拶をされた。

新年祝賀式 2024年1月1日
 新年祝祷会終了後、大客殿に於いて、新年祝賀式が行われた。
 式では、持田総務の祝詞言上に続き、内野日総法主猊下の新年の挨拶を浜島副総務が代読した。また、望月海英一老職、望月幹也身延町長より祝辞を頂戴し、屠蘇の儀へと移った。式の最後には、望月海俊山梨県第一部宗務所長による発音のもと万歳三唱が行われ、参列者一同の清祥と身延山の更なる発展が祈念された。

正月三が日 2024年1月1日~3日
 身延山では正月三が日の間、本堂に於いて、太歳特別加持祈祷が行われた。
 申し込まれた方は本堂内陣にて、院内修法師による加持祈祷を受けることができる。修法の後、撰経が当てられ、一年の無病息災が祈念された。
 また、仏殿納牌堂前に於いて、新春車両交通安全特別祈祷が行われた。
 三が日中は交通規制があるが、身延町総合文化会館に於いて交通安全祈願を申し込んだ車両は、特別に境内まで通行が許可され、修法師により、交通安全の祈祷が修された。

宿坊料理に舌鼓

お膝元を歩く

教箋

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