よくある質問

1. 久遠寺の歴史・久遠寺の境内について

1-1 久遠寺の成り立ち(歴史・由緒)を教えてください。
久遠寺は正式には「身延山 妙法華院 久遠寺(みのぶさん みょうほっけいん くおんじ)」といい、その歴史は日蓮聖人が身延山に入山された1274年5月17日に始まります。
詳しくは「久遠寺の歴史」ページをご参照ください。
1-2 久遠寺の宗派を教えてください。
久遠寺は日蓮宗の総本山であり、日々多くの方のご参拝を頂いております。
詳しくは「日蓮宗宗務院(外部リンク)」をご参照ください。
1-3 お題目(だいもく)ってなんですか?
「南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう)」の七文字を「お題目」といい、お題目を唱えることを「唱題(しょうだい)」といいます。難しい説明となりますが、仏様のありがたい力(功徳)を頂くための修行、と考えてください。
詳しくは「お題目」ページをご参照ください。
1-4 唱題行(お題目を唱える修行)があると聞きました。参加できる機会はありますか?
久遠寺では共栄ともの会の活動として「霊山のつどい(唱題行)」を行っています。オンライン配信も行っておりますので機会がございましたらご参加ください。
詳細は「共栄ともの会」ページをご参照ください。
1-5 境内の建物や仏堂に入ることはできますか?
基本的に自由にお入り頂けますが、建物内には立ち入り禁止の場所・時間もありますので山内にてご確認をお願いします。建物内へは報恩閣総受付から出入りされると便利です。
久遠寺は境内全域が仏様のまします聖域です。穏やかな気持ちでご参拝をお願いします。
詳しくは「境内案内」ページをご参照ください。
1-6 本堂の墨龍が有名だと聞きました。墨龍の写真を撮ることはできますか?
加山又造(かやままたぞう)画伯の力作である「墨龍(ぼくりゅう)」は久遠寺の本堂天井に掲げられています。本堂は写真撮影が禁止となっておりますので、ご参拝の際に心に焼き付けていってください。
「墨龍」ページもご参照ください。
1-7 日蓮聖人のお墓はどこにありますか?行き方を教えてください。
日蓮聖人のお墓は「御廟所(ごびょうしょ)」と呼ばれ、久遠寺本堂からは斜行エレベーターを使い、西谷参道を歩いて15分程度の場所にあります。きつい坂道が続きますが、四季折々の美しい自然が楽しめます。宗祖棲神の聖地を是非お参りください。
詳しくは「御廟所(日蓮聖人御墓・御草庵跡)」ページをご参照ください。
1-8 奥之院思親閣(おくのいん ししんかく)への行き方を教えてください。
奥之院へは久遠寺本堂裏から約2時間の登山道、または本堂裏から身延山ロープウェイでお参り頂けます。
ロープウェイの料金や運航時間は「身延山ロープウェイ(外部リンク)」、奥之院の参拝案内については「奥之院思親閣」(外部リンク)に直接お問い合せください。
1-9 七面山(しちめんざん)にお参りしたい/登ってみたいです。行き方を教えてください。
七面山の登山口まで、久遠寺からは車やタクシー、JR身延駅からはバスで向かいます。七面山は登山口から山頂の敬慎院(けいしんいん)まで約5時間の登山となります。事前に十分な装備を整えてご参拝ください。
七面山の参拝、参籠(宿泊)については「七面山敬慎院」(外部リンク)に直接お問い合わせください。
1-10 宝物館では何を鑑賞することができますか?
身延山宝物館では国宝・重要文化財・指定文化財を数多く所蔵する身延文庫の収蔵品を展示しています。参拝の折にお気軽にお立ち寄りください。
詳しくは「宝物館」ページをご参照ください。

2. 参拝(法要)について

2-1 拝観時間・受付時間・お勤め(勤行)時間を教えてください。
拝観時間・受付時間
 夏時間(4月~9月)5:00~16:55
 冬時間(10月~3月)5:30~16:55となっています。

勤行時間
 朝のお勤め(本堂)
  夏時間(4月~9月)午前5時30分
  冬時間(10月~3月)午前6時
 昼のお勤め  正午(仏殿)
 夕方のお勤め 午後3時(仏殿)
詳しくは「勤行時間・窓口受付時間」ページをご参照ください。
2-2 お経を読んでみたい / お勤めに参列したい / お経を読むところを見てみたいのですが?
朝のお勤め(本堂)、昼と夕方のお勤め(仏殿)はどなたでも参列できます。貸し出し用のお経本も常設していますので是非ご参列ください。
2-3 「回向(えこう)」・「祈願(きがん)」とは何ですか?
「回向」とは、「写経・唱題行・布施・追善供養など自らの善行によって得た功徳を他に巡らせて、ともに成仏を願うこと」です。その功徳を亡くなった方の霊位に向けることで冥福を祈ります。
「祈願」とは、「家内安全・身体健全・商売繁盛・交通安全・心願・安産などの成就を神仏に祈り願うこと」です。
2-4 「回向(えこう)」・「祈願(きがん)」を申し込みたいのですが?
①窓口、②郵送、③オンラインでの申し込みが可能です。
①受付時間内に窓口にて所定の用紙に必要事項をご記入のうえ、お申し込みください。
②郵送の場合は必要書類をお送りしますので、まずお電話にて法務部までお問い合わせください。
③オンラインでの申し込みは「各種オンライン申し込み」ページから。
※①現金のみ。②現金書留または振込。③クレジットカードでの支払いとなります。
2-5 宗派が違うのですが、回向や祈願の申し込みはできますか?
宗派が違う方でも回向や祈願の申し込みは可能です。
ご不明な点がある場合はお電話にてお問い合わせください。
2-6 「お開帳(かいちょう)」とは何ですか?
「お開帳」は、「寺院の厨子などの内にましますご尊像を拝すること」です。身延山では棲神閣祖師堂の大宮殿の扉を開き、日蓮大聖人の尊いお姿やご尊顔を特別に参拝していただく儀式を執り行います。
久遠寺では事前予約なくその場で申し込むことができます。受付時間内に窓口にてお申し込みください。所要約15分、お一人2000円のお開帳料が必要です。
2-7 お寺にお参りするときに必要なものは何ですか?
ご自身でお持ちの場合は数珠、お経本、たすき、行衣をご持参ください。
ご首題(しゅだい)/ご朱印(しゅいん)を希望される方はご首題帳をご持参ください。
参拝時の服装に指定はありませんが、お寺は神仏に祈りを捧げる場所です。派手な服装や肌の露出の多い恰好はお控えください。
2-8 年間行事が知りたいのですが?
「年中行事」ページをご覧ください。
2-9 特別法要とは何ですか?
通常、久遠寺の朝・昼・夕方のお勤めは大勢の方とご一緒に参列することになりますが、特別法要ではご家族、ご親族のみで法要を執り行うことができます。故人の納骨や年回忌法要など、特別な機会のための法要をご検討ください。
事前予約および志納金の納入が必要となりますので、法務部までお問い合わせください。
詳しくは「お開帳・回向・祈願・特別法要」ページをご参照ください。
2-10 境内のお堂の案内をお願いすることはできますか?
諸堂案内(しょどうあんない)をご希望の場合はまずお電話にてお問い合わせください。別途ご案内させて頂きます。
2-11 輪番奉仕(りんばんほうし)とは何ですか?参列することはできますか?
開祖である日蓮聖人のご遺命により身延に建てられた御廟(お墓)に報恩(ほうおん)・感謝(かんしゃ)の御心を捧げる特別な儀式です。事前の申し込みが必要であるほか、原則として日蓮宗寺院による奉仕団に参加する必要があります。
詳しくは「祖廟輪番奉仕」ページをご参照ください。
2-12 参拝するのに予約は必要ですか?
ご参拝の際、特別法要、納骨、輪番奉仕を行う場合は事前の予約が必要です。朝・昼・夕方のお勤めへの参列やお開帳は随時受け付けております。総受付報恩閣にてお申し出ください。

3. 葬儀・お墓・納骨について

3-1 日蓮宗の菩提寺があるのですが、納骨をお願いすることはできますか?
久遠寺での納骨は①分骨(ぶんこつ。故人のご遺骨の一部のみをお預かりすること)と②全骨(ぜんこつ。故人のご遺骨の全部をお預かりすること)に分かれており、①分骨の場合は基本的に受付が可能です。②全骨の場合は菩提寺の許可などいくつか条件を設けております。
詳しくは「納骨のご案内」ページをご参照ください。
3-2 宗派が違うのですが、納骨をすることはできますか?
ご遺族や故人の希望で宗派が違っても久遠寺に納骨される方はおられます。納骨の流れについては「納骨のご案内」ページをご参照ください。
3-3 久遠寺でお通夜、葬儀をお願いすることはできますか?
久遠寺では原則としてお通夜、葬儀のご依頼を受け付けておりません。
3-4 久遠寺ではペット供養を行っていますか?
ペットの亡骸の引き受け、火葬やペットのための法要は受け付けておりませんが、ペットのための「回向」は申し込むことが可能です。

4. ご朱印(しゅいん)・ご首題(しゅだい)について

4-1 ご朱印・ご首題を頂きたいのですが?
ご朱印・ご首題を希望される方は総受付報恩閣でお申し出ください。
山内のその他の場所(御廟所、奥之院、七面山、山内の支院など)で求められる場合は現地にて直接お申し出ください。
4-2 お守りやお札、ご朱印帳は販売していますか?
はい、久遠寺境内の札所で取り扱っております。
4-3 古いお札のお焚き上げはできますか?
久遠寺より授与されたお札はお焚き上げいたしますので、当山までご持参ください。
その他のものに関しては、当山(庶務部)までお問い合わせください。

5. 参拝(拝観)について

5-1 車いすでの参拝は可能ですか?
車いすの貸し出しを行っています。数に限りがありますので、ご心配な方は事前にお電話にてお問い合わせください。
5-2 久遠寺では精進料理を頂くことはできますか?
久遠寺境内では精進料理を含め食事の提供をしておりません。 身延山内の宿泊施設(宿坊、旅館、ホテル)では提供している場合もございますので、「身延山観光協会(外部リンク)」にお問い合わせください。
5-3 久遠寺で食事をとることはできますか?
特別法要や輪番奉仕にご参列の場合、控室にて食事をお召し上がり頂けます。
久遠寺では食事の手配はしておりませんので、ご自身でのご用意をお願い致します。
5-4 境内での飲食は可能ですか?
境内東側にある「鶯渓閣(おうけいかく)」は参拝者休憩所となっており、飲食が可能です。また混雑期を除き、屋外でベンチに腰かけていればご自由に飲食できます(境内でシートを敷くことはお控えください)。
5-5 境内で喫煙はできますか?
喫煙は喫煙所にてお願いしております。
詳しくは「境内案内」ページをご参照ください。
5-6 菩提梯を登らないと久遠寺へ行くことはできませんか?
久遠寺の三門から入った場合は菩提梯を直進、または迂回路として男坂(おとこざか)、女坂(おんなざか)の坂道をお使いください。なお、西谷の「せいしん駐車場」には斜行エレベーターが設置されており、足の悪い方でも不自由なくお越し頂けます。
5-7 ペットを連れて参拝できますか?
屋内の場合はケージに入れて頂く必要があります。
屋外についても他の参拝者のご迷惑にならないようご配慮をお願い致します。
5-8 堂内の撮影はできますか?
原則として堂内での撮影は禁止されています。屋外はご自由に撮影して頂けます。
5-9 久遠寺で参篭(宿泊)はできますか?
久遠寺境内で宿泊することはできませんが、身延山内に宿泊施設(宿坊、旅館、ホテルなど)が多数ございます。宿泊施設をお探しの場合は「身延山観光協会(外部リンク)」にお問い合わせください。
5-10 桜の見頃はいつですか?
久遠寺の代名詞である「しだれ桜」は例年3月中旬頃から開花が始まります。しだれ桜の見頃が過ぎた後、4月中旬までは様々な種類の桜を楽しむことができます。

6. 久遠寺の行事・研修会・修行体験などについて

6-1 出家したいと考えています。お坊さん(僧侶)になることはできますか?
久遠寺では僧侶になる前の修行の場として「身延山僧道実修生」「身延山久遠寺在院生」という制度を設けていますが、原則として師僧(日蓮宗僧侶)からの申請が必要となります。出家して僧侶を目指したい方はまず「日蓮宗宗務院(外部リンク)」までお問い合わせください。
6-2 研修会や修行体験はできますか?
久遠寺では様々な研修、修行の機会を設けています。宿泊を伴う研修は「錬成会(れんせいかい)」、半日程度の場合は「共栄ともの会」の各講座をご検討ください。
詳しくは「研修会」ページおよび「共栄ともの会」ページをご参照ください。
6-3 写経はできますか?
はい、宝物館に写経コーナーを設けています。どなたでも簡単に行える内容となっております。
詳しくは「宝物館」ページをご参照ください。
また、年に数回、一泊二日の写経会も開催しております。
6-4 久遠寺に浄財を納めたい(寄付をしたい)のですが、どうしたらいいですか?
浄財志納をご検討の場合はまずお電話にてお問い合わせください。
6-5 座禅はできますか?
日蓮宗では修行法として座禅は行いません。いわゆる瞑想修行としては「唱題行(しょうだいぎょう)」を行っており、毎月1回行われています。オンラインでのライブ配信も行っています。
詳しくは「共栄ともの会」ページをご参照ください。

7. 久遠寺への行き方について

7-1 車で参拝する予定ですが、駐車場はありますか?
久遠寺境内の東西にせいしん駐車場(西側・有料)、甘露門下の駐車場(東側・無料)があり、身延山内には各所に駐車場が設けられています。
お正月や桜の時期など、繁忙期には通行規制が行われることもありますので、事前のご確認をお願い致します。
詳しくは「境内案内」ページをご参照ください。
7-2 公共交通機関での行き方を教えてください
電車の場合は「JR身延駅」が最寄り駅となり、そこからバスまたはタクシーの利用が必要です。新宿、静岡、甲府からは高速バスも運行されています。
詳しくは「交通案内」ページをご参照ください。

8. 報道関係の問い合わせについて

8-1 久遠寺の連絡先を教えてください
日蓮宗総本山 身延山久遠寺(みのぶさんくおんじ)
〒409-2593 山梨県南巨摩郡身延町身延3567
TEL 0556-62-1011(代) FAX 0556-62-1094 メール:info@kuonji.jp
8-2 境内や堂内を撮影できますか?
報道関係の方には許可をお出しする場合があります。まずお電話にてお問い合わせください。
8-3 久遠寺の画像や動画を提供してもらうことは可能ですか?
提供が可能な場合がございます。まずお電話にてお問い合わせください。
8-4 対外メディアの種類を教えてください。
久遠寺では教報みのぶ誌(月刊誌)の発行を行っているほか、オフィシャルサイト(当サイト)の運営、Facebook、Instagram、Twitter、YouTubeでの情報発信を行っています。
詳しくは「行事動画・オンライン配信」ページをご参照ください。