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祖山時報
第三期信行道場修了・教師認証式 2025年9月11日
 朝勤後、棲神閣祖師堂に於いて、第三期信行道場修了式と教師認証式が執り行われた。尚、この式では修了式と教師認証式で導師が入れ替わる。
 信行道場化主の持田日勇法主猊下大導師のもと、浜島総務、豊田布教部長、青山法務部長、長谷川財務部長、宗務院より川久保教務部長が列座して、第三期信行道場修了式が執り行われた。
 法味を言上した後、化主猊下から修了証が授与され、道場生代表が謝辞を述べた。その後、化主猊下より訓諭を賜った。
 化主猊下退堂後、日蓮宗管長の大本山池上本門寺菅野日彰貫首が入堂し、教師認証式が開式となった。道場生代表による宣誓が行われ、菅野管長より新たに教師となった道場生に認証書や記念品が授与された。その後、菅野管長から訓諭を賜り、閉式となった。


山梨県下修法師会合同研修会 2025年9月11日
 午後1時より報恩の間に於いて、山梨県下修法師会合同研修会が開催された。
 望月真澄身延山大学特任教授を講師に「修験道と日蓮宗の寄加持祈祷」と題して講演が行われた。

奥之院思親閣大祭龍口法難会 2025年9月12日
 午前11時より奥之院思親閣祖師堂に於いて、浜島総務導師のもと、望月一老職、下里奥之院思親閣別当が副導師として列座し、山内支院各聖が出仕して、奥之院思親閣大祭龍口法難会が執り行われた。
 法要後、下里別当が修法導師を務め、御宝前法楽、大衆法楽加持が修された。


龍口法難会 2025年9月12日
 午後1時より棲神閣祖師堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、池上庶務部長、長谷川財務部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、龍口法難会が執り行われた。
 龍口法難は、文永8年(1271)9月12日、日蓮聖人が鎌倉幕府や諸宗を批判したとして幕府に捕らえられ、佐渡へ流罪にされる途中、龍ノ口の刑場に引き出され、斬首されそうになったことをいう。日蓮聖人の被った法難の中でも最大のものであり、日蓮聖人のみならず多くの弟子・檀越にも弾圧が加えられた。
 法要後には、筒井治稔身延山布教師による法話が行われた。


日蓮宗国際布教師研修・スタディツアー 2025年9月13日~14日
 日蓮宗宗務院伝道部主催の国際布教師研修・スタディツアー参加の皆さんが来山した。
 久遠寺の朝勤に出仕した後、本堂に於いて国際布教師が英語によるお説教を行った。
 この取り組みは、国際布教師の英語説教の習得と、スタディツアー参加の皆さんに日蓮宗の教えをより深く理解して頂くために行われた。

上ノ山八幡社大祭 2025年9月15日
 午後1時より上ノ山八幡社に於いて、池上庶務部長導師のもと、法務部員が出仕し、八幡社の氏子各位が参列して、上ノ山八幡社大祭法要が執り行われた。
 この大祭は毎年、身延山内の5地区(清住町・上町・仲町・橘町・元町)が当番制で祭祀を執り行っており、今年は清住町が氏子として担当した。

祖山讃仰会寺院先師法要 2025年9月16日
 午前10時より仏殿納牌堂に於いて、持田日勇法主猊下大導師のもと、浜島総務、松本共栄部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、祖山讃仰会寺院先師法要が執り行われた。

身延山歴代法要 2025年9月16日
 午後1時より仏殿納牌堂に於いて、持田日勇法主猊下大導師のもと、望月一老職、浜島総務、豊田布教部長、長谷川財務部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、身延山歴代法要が執り行われた。

身延山ピアノコンサート 2025年9月16日
 午後3時より本堂に於いて、身延山ピアノコンサート~久遠の調べ~が開催された。
 被災地支援のための募金箱が設置され、来場の皆さんより温かい支援が寄せられた。

仏殿納牌堂仏像群休息法要・釈尊像開眼法要 2025年9月17日
 午前9時より仏殿納牌堂に於いて、浜島総務導師のもと、長谷川財務部長、松本共栄部長が副導師として列座し、山務員、在院生が出仕して、仏殿納牌堂仏像群休息法要が執り行われた。
 法要後、仏像群を搬出して、代わりとなる御本尊、釈尊像、祖師像を奉安した。
 また、午後4時より持田日勇法主猊下大導師のもと、浜島総務、豊田布教部長、長谷川財務部長、松本共栄部長が副導師として列座し、山務員、在院生が出仕して、釈尊像開眼法要が執り行われた。
 仏殿納牌堂の御宝前には静岡県玉沢妙法華寺より奉納された十界諸尊をお祀りしている。造立から170年が経過し、そのお姿を保つため、日蓮聖人第750遠忌報恩事業の一つとして仏像群の修復を行っており、皆さまからの御寄進をお願いしている。


本妙庵大祭 2025年9月17日
 午前10時より本妙庵に於いて、池上庶務部長導師のもと、法務部員が出仕して、本妙庵大祭が執り行われた。
 本妙庵とは、本妙日臨上人ゆかりの霊地である。日臨上人は寛政5年(1793)、江戸に生まれた。19歳で出家し、文化11年(1814)、甲斐雨畑の山中に籠もり、七日七夜の唱題三昧を修し、大悟を得たという。このころより本妙と名乗り、文政3年(1820)、身延波木井の山中に醒悟園(本妙庵)を開いた。その門下には、優陀那日輝師をはじめ多数の人材が出ている。

七面山大祭 2025年9月18日~19日
 七面山敬慎院に於いて、七面山大祭が執り行われた。
 18日は、午後6時半より敬慎院前庭に於いて、身延万灯講による万灯奉納式が行われた。続いて、午後8時より浜島総務導師のもと、小松七面山敬慎院別当、支院各聖が副導師として列座し、支院各聖並びに有縁の諸師が出仕して、七面山大祭法要が執り行われた。
 法要後には、御宝前法楽、大衆法楽加持が修され、恒例の福捲きが行われた。
 翌19日、午前4時より浜島総務導師のもと、七面山開闢法要が執り行われた。
 式中、浜島総務により表白文が奉読され、多くの参詣者とともに七面山大明神への報恩の祈りが捧げられた。

秋季彼岸施餓鬼会 2025年9月23日
 午後1時より仏殿納牌堂に於いて、浜島総務導師のもと、池上庶務部長、松本共栄部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、秋季彼岸施餓鬼会が執り行われた。
 法要が進み自我偈の訓読が始まると式衆が行堂して、立幡・灑水・焼香を行った。

身延山霊宝展 2025年9月26日
 本堂地階宝物館に於いて、令和7年9月26日より令和8年2月3日まで、身延山霊宝展が開催されている。
 また、この展示の前に館内LED化工事を行った。

身延山篤信会・身延山先達特別修行 2025年9月27日~30日
 9月27日から30日までの4日間、信徒研修道場に於いて、身延山篤信会・身延山先達特別修行が行われた。
 本年は身延山先達から12名が参加した。
 参加者は法華経講義、水行、読誦行、祈祷会、施餓鬼法要、輪番奉仕、唱題行など様々な修行に勤しんだ。

女子僧道実修生入場式 2025年10月1日
 午後1時より棲神閣祖師堂に於いて、浜島総務導師のもと、豊田布教部長が副導師として列座し、僧道実修生が出仕して、第五期女子僧道実修生入場式が執り行われた。

山静教区教学研修会 2025年10月8日
 午前10時15分より身延山学園5階講堂に於いて、令和7年度日蓮宗山静教区教学研修会が行われた。
 身延山久遠寺浜島典彦総務を講師に「日蓮聖人身延生活考」と題して、午前と午後にわたって講義が行われた。
甲州身延名所絵巻

お膝元を歩く

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