月刊教報 みのぶ誌 2025年6月号

 こちらでは「みのぶ誌」掲載記事の一部をご覧いただけます。

祖山時報

住職担任認証式 2025年4月11日
 朝勤後、棲神閣祖師堂に於いて、日蓮宗管長大本山池上本門寺菅野日彰貫首大導師のもと、豊田布教部長、長谷川財務部長、松本共栄部長、宗務院より畑総務部長が列座し、浜島総務が参列して、住職担任認証式が執り行われた。
 法味を言上した後、菅野管長より新住職担任一人ひとりに認証書が親授された。その後、新住職担任の代表者より、署名簿の奉奠と宣誓が述べられ、行学二道の精神で、信徒の教化育成に努力することを誓った。慶事を祝う御杯之儀に続き、菅野管長より「日本人の信仰離れ、過疎の難題、寺離れの傾向という難局の中で、未来際まで、御題目と仏法をお護りする決意を新たにして頂きたい」と訓辞を賜り閉式となった。
 式終了後、新住職担任は御真骨堂を拝し、菅野管長を囲み記念撮影が行われた。

チャリティーイベントお100度参る 2025年4月12日~13日
 思いやりランナーズ主催のチャリティーランニングイベントが「お100度参る ~強さって優しさでもあるよね~」と題して行われた。
 ランナーは三門~西谷~久遠寺境内~女坂~三門の1.6kmのコースを1周するごとに、三門に設置した募金箱に100円を入れるルールで行われ、最長の種目「100参るチャレンジ」では制限時間26時間内にコース100周に挑んだ。
 寄付金は全て認定NPO法人フードバンク山梨に寄付された。

リナレス家・鈴木家結婚式 2025年4月12日
 午後1時半より棲神閣祖師堂に於いて、持田日勇法主猊下式長のもと、青山法務部長、松本共栄部長が副導師として列座し、山務員、在院生が出仕して、リナレス家と鈴木家の結婚式が執り行われた。
 法味を言上した後、持田式長より念珠が授与され、新郎新婦が誓詞を読み上げ、共に人生を歩むことを誓った。
 祝福に包まれた式の後、参列者と共に記念撮影が行われた。

第一期信行道場入場式 2025年4月15日
 午前10時より棲神閣祖師堂に於いて、信行道場化主の持田日勇法主猊下大導師のもと、道場主幹浜島総務、豊田布教部長、青山法務部長、宗務院より川久保教務部長が列座して、第一期信行道場入場式が執り行われた。
 法味を言上した後、法主猊下より訓諭を賜り、川久保教務部長が挨拶された。その後、道場生代表が宣誓を述べ、閉式となった。
 道場生は5月19日までの35日間、身延山西谷の信行道場に於いて、日蓮宗教師になるための修養に励む。

山梨県第一部宗務所女性研修会 2025年4月20日
 午前10時より身延山学園5階講堂に於いて、山梨県第一部宗務所・檀信徒協議会主催のもと、山梨県第一部宗務所女性研修会が開催された。
 講師に山梨県第一部布教師会会長町田英昭上人を招き、「宗門運動『いのちに合掌』宗祖750遠忌にむけて」と題して講話が行われた。
 本院に場所を移して、御真骨堂を参拝後、山梨県第一部法華和讃信行会による和讃の奉詠が行われた。

身延山久遠寺主催祖廟輪番奉仕 2025年4月26日
 身延山久遠寺主催の祖廟輪番奉仕が行われた。
 午後1時より旧書院に於いて、輪番委嘱式、御真骨堂に移り、山本輪番事務長・法務部次長導師のもと、法儀が執り行われた。
 続いて、大客殿に於いて、積善坊住職村松潮隆上人による講話が「御本尊について」と題して行われた。

立教開宗会 2025年4月28日
 午後1時より棲神閣祖師堂に於いて、浜島総務導師のもと、豊田布教部長、青山法務部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、立教開宗会が執り行われた。
 参拝者と共に日蓮聖人の遺徳を偲び、報恩感謝の御題目が唱えられた。
 日蓮聖人は建長5年(1253)33歳の春、故郷の安房国清澄寺に帰り4月28日、旭が森に於いて、太平洋から昇る朝日に向かい、御題目をお唱えされたと伝わる。日蓮宗ではこれを法華経弘通開始の日として、立教開宗の御聖日としている。毎年、この日に久遠寺では立教開宗会を営んでいる。
 法要後には、橋爪一明身延山布教師による法話が行われた。

宗祖夏御法衣献納式 2025年4月30日
 午後4時より旧書院に於いて、持田日勇法主猊下式長のもと、池上庶務部長、長谷川財務部長が臨席して、宗祖夏御法衣献納式が執り行われた。
 この度の献納主は、千葉県の中村光子様で、代理として青山法務部長が献納の辞を奉読して、夏御法衣一式を奉呈された。

宗祖夏御更衣式 2025年4月30日
 午後6時より棲神閣祖師堂に於いて、持田日勇法主猊下大導師のもと、浜島総務、豊田布教部長、青山法務部長、松本共栄部長、山本輪番事務長・法務部次長が副導師として列座し、池上庶務部長、長谷川財務部長が捧持者を務め、在院生、僧道実修生が出仕して、宗祖夏御更衣式が執り行われた。
 読経が始まると堂内の照明が消され、電気蝋燭の明かりの中、御更衣が進められた。

新入寮生対面式 2025年5月2日
 午後3時半より大客殿に於いて、持田日勇法主猊下御臨場のもと、浜島総務はじめ身延山各執事、各寮監、在院生が参列して、本院寮3名の新入寮生対面式が執り行われた。

千部会 2025年5月3日~5日
 5月3日から5日までの3日間、本堂に於いて、午前10時より読誦会が、午後1時より大法要が、3日・4日は浜島総務導師、5日は持田日勇法主猊下大導師のもと、身延山支院各聖、身延山各執事が副導師として列座し、身延山支院各聖、在院生、僧道実修生が式衆として出仕して執り行われた。
 千部会とは天平20年(748)に聖武天皇が先帝元正天皇の崩御に際し、法華経千部を書写して供養したことがはじまりと伝わる。また、法華千部会とは法華経一部八巻二十八品を千部読誦することを意味するが、現在では大勢の人が集まって、より多くの法華経と御題目をお唱えする法要として行われる。
 法要後には本堂に於いて、3日・池上庶務部長、4日・奥野身延山布教師、5日・豊田布教部長による御説教が行われた。

陶山昌和の世界展 2025年5月10日
 本堂地階宝物館ロビーに於いて、令和7年5月10日より6月8日まで、ペン画作家陶山昌和展が「陶山昌和の世界」と題して開催されている。

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お膝元を歩く

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