こちらでは「みのぶ誌」掲載記事の一部をご覧いただけます。
祖山時報
第三期信行道場入場式 2025年8月8日
午前10時より棲神閣祖師堂に於いて、信行道場化主の持田日勇法主猊下大導師のもと、豊田布教部長、池上庶務部長、松本共栄部長、宗務院より川久保教務部長が列座して、第三期信行道場入場式が執り行われた。
法味を言上した後、化主猊下より「これからの日蓮宗を担う教師となるために精進して頂きたい」と訓諭を賜り、道場生の身体健全と信力堅固を祈り、修行の成就を願われた。その後、道場生代表による宣誓が行われ、35日にわたる修行に専心することを誓い入場式を終了した。



戦没者諸精霊施餓鬼会 2025年8月18日
午後1時より仏殿納牌堂に於いて、持田日勇法主猊下大導師のもと、浜島総務、豊田布教部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、戦没者諸精霊施餓鬼会が執り行われた。
この法要は太平洋戦争に於いて犠牲となられた全ての御霊に対して回向供養を施すとともに、世界の恒久平和を祈るためのものである。
副導師を務められた浜島総務は、堂内に起てられた卒塔婆に向け、灑水供養をされた。法要が進み、自我偈の読誦が始まると式衆が行道し、立幡・灑水・焼香の供養を行った。
続いて、伊藤望愛、渡辺さくら両法務部員による平和の詩が奉読された。
最後に「この法要は、戦争犠牲者の霊を慰めるとともに、再び私たちが戦争を起こさない、過ちを繰り返さないために行うものです。お互い心して注意を怠らないように務めましょう」との持田法主猊下の平和へのメッセージを浜島総務が代読して閉式となった。
例年は、第三期信行道場生が総出仕しており、式衆だけでなく、法要の準備や司会進行などの諸役も務めている。本年は、感染症予防として、信行道場生の出仕を見送り、在院生、僧道実修生が出仕して戦没者へ供養を捧げた。




メンタルヘルス研修会 2025年8月21日
午前9時半より報恩の間に於いて、特定社会保険労務士の塚原正明氏を講師にお招きし、山務員を対象としたメンタルヘルス研修会が行われた。
メンタルヘルスとは、心の健康状態を指す。心の不調予防、ストレスへの対処などを学んだ。

第三期信行道場生祖廟輪番奉仕 2025年8月21日
第三期信行道場生による輪番奉仕が行われた。
午前10時より旧書院に於いて、輪番委嘱式が執り行われた。委嘱式導師を務められた豊田副総務は「身延山で心行くまで修行したことを自らが感得するような道場にして頂きたい」と激励の言葉を述べられた。
続いて御真骨堂拝殿に移り、濱田壽教訓育主任導師のもと、法儀が執り行われた。宗祖御真骨を拝した後、濱田訓育主任より道場生一人ひとりに、霊山の契りが手渡された。


第11回みのぶ落楽会 2025年8月23日
午後1時より鶯渓閣(信徒休憩所)に於いて、第11回みのぶ落楽会と題して柳亭市松さん、春風亭いっ休さんによる落語が午後3時まで行われ、来場の皆さんを楽しませた。

報恩閣玄関手すり修繕 2025年8月27日
報恩閣玄関の手すり修繕工事が完了した。
経年劣化による損傷が見られた為、この度の修繕工事となった。

松葉谷法難会 2025年8月27日
午後1時より棲神閣祖師堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、長谷川財務部長、松本共栄部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して松葉谷法難会が執り行われた。
松葉谷の御法難は、日蓮聖人が法華経を弘通するために受けた四大法難の一つである。日蓮聖人は『立正安国論』を宿屋左衛門入道を取次として鎌倉幕府の実権者である前執権北条時頼に献進したが、その内容は、他宗を捨て法華経に帰依するように進言したものであった。それにより、幕府や他宗を信仰する人々の怒りをかい、文応元年(1260)8月27日の夜、大勢の暴徒が日蓮聖人の住む鎌倉・松葉谷の御草庵に押し寄せ、火を放ち焼き殺そうと謀った。日蓮聖人はこの危機を逃れ、下総(現在の千葉県)の富木常忍のもとへ身を寄せた。
法要後には、内野光智身延山布教師による法話が行われた。



三六会有志各聖来山 2025年8月28日
三六会の有志各聖が来山した。
午前9時より仏殿納牌堂に於いて、日蓮聖人御報恩特別法要を執り行った。続いて、午前10時より本堂に於いて、寿量品の三十六転読行を行い、日蓮聖人に報恩の誠を捧げた。


丈六堂施餓鬼会 2025年8月28日
午前11時より上ノ山丈六堂祖師堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、布教部員、僧道実修生が出仕して、丈六堂施餓鬼会が執り行われた。
提婆達多品の訓読が始まると、導師が施餓鬼壇に立幡・灑水・焼香の供養を施した。続いて、式衆、参列者も同様に行い、共に供養を捧げた。

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