月刊教報 みのぶ誌 2025年8月号

 こちらでは「みのぶ誌」掲載記事の一部をご覧いただけます。

祖山時報

身延山大学「Kanjin」高校生アートコンテスト展示 2025年6月10日
 本堂地階宝物館ロビーに於いて、第3回身延山大学「Kanjin」高校生アートコンテスト入選作品が令和7年6月10日より7月9日まで展示された。
 応募テーマの「Kanjin」(観心)とは、自己の心を観ずることで、今の心を表現した写真または絵(イラスト)が寄せられた。
 最優秀賞は、八王子学園八王子高等学校3年(応募時)の池優衣奈さんの作品「雪解けを待つ。」となった。

身延山本願人会・ロータス会総会 2025年6月14日
 午後1時より身延山本願人会総会が、午後3時よりロータス会総会が新書院に於いて行われた。
 本願人会総会では、はじめに総裁の持田日勇法主猊下が挨拶され、令和6年度事業報告及び収支決算報告、令和6年度監査報告、令和7年度事業計画案及び予算案、身延山本願人会本部役員改選等の審議が行われた。
 続いて、午後2時より仏殿納牌堂に於いて、浜島総務導師のもと、松本共栄部長が副導師として列座し、在院生が出仕して、身延山本願人会物故者慰霊法要が執り行われた。
 法要終了後午後3時より、ロータス会総会が行われ、理事長の浜島総務出席のもと、スリランカ別院、コロンボ支院の現状報告等が行われた。

身延山開創会御入山行列・御草庵大法要 2025年6月15日
 御入山行列は天候を考慮して、総門から三門までの行事を中止とし、午前10時半より身延山学園講堂から久遠寺本堂までに変更して行われた。
 続いて、午後1時より御廟所常唱殿に於いて、身延山観光協会主催の落語家立川志遊師匠による独り語り「日蓮聖人御一代記」が行われた。
 また、御廟所御草庵跡に於いての御草庵大法要も延期となり、17日午後1時より持田日勇法主猊下大導師のもと執り行われた。

身延山開創会 2025年6月15日・16日
 6月15日と16日の2日、本堂に於いて、15日は午前11時より持田日勇法主猊下大導師、16日は午後1時より浜島総務導師のもと、支院各聖、各執事が副導師として列座し、支院各聖、在院生、僧道実修生が式衆として出仕して、第752回身延山開創会が執り行われた。
 法要終了後には本堂高座に於いて15日・豊田布教部長、16日・池上庶務部長による御代講が行われた。
 また、16日午前10時より豊田布教部長導師のもと、読誦会が執り行われた。

身延山ピアノコンサート 2025年6月16日
 午後3時より本堂に於いて、開創会特別企画・身延山ピアノコンサートが開催された。
 被災地支援のための募金箱が設置され、来場の皆さんより温かい支援が寄せられた。

身延山参与・祖山常置会常任議員会 2025年6月18日
 午後1時より新書院に於いて、持田日勇法主猊下御臨場のもと、身延山参与・祖山常置会常任議員会が行われた。まず、持田法主猊下、続いて参与を代表して小埜栄裕師が挨拶された。
 その後、令和6年度宗教法人身延山久遠寺決算並びに身延山久遠寺報恩記念事業決算・監査報告について審議が行われた。

身延山高校誓願法要 2025年6月19日
 午前9時40分より棲神閣祖師堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、身延山高校教職員と全校生徒が参列して、身延山高校誓願法要が執り行われた。
 生徒は開式に先立ち、一人ずつ自身の誓願を記した短冊を御宝前に納めた。
 法味を言上した後、生徒を代表して、小林大之輔君が各々の誓願成就に向け、行学二道に精進していくことを日蓮聖人に誓った。

住職担任認証式 2025年6月20日
 朝勤後、棲神閣祖師堂に於いて、日蓮宗管長の大本山池上本門寺菅野日彰貫首大導師のもと、豊田布教部長、長谷川財務部長、山本輪番事務長・法務部次長、宗務院より畑教務部長が列座し、浜島総務が参列して、住職担任認証式が執り行われた。
 法味を言上した後、菅野管長より新住職担任一人ひとりに認証書が親授された。その後、新住職担任の代表者より、署名簿の奉奠と宣誓が述べられ、行学二道に励み、信徒の教化育成に努力することを誓った。慶事を祝う御杯之儀に続き、菅野管長より訓辞を賜り閉式となった。
 式終了後、新住職担任は御真骨堂を拝し、菅野管長を囲み記念撮影が行われた。

西安草堂寺法華経一部経読誦の旅 2025年6月20日~24日
 日蓮宗國際佛教親交会主催の「西安草堂寺法華経一部経読誦の旅」が行われた。

「世界難民の日」ブルーライトアップ 2025年6月20日
 「世界難民の日」ブルーライトアップが行われた。
 この取り組みは、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が国連の定める6月20日「世界難民の日」に、紛争や迫害により故郷を追われたすべての人々に想いを寄せ、各地のシンボルをUNHCRカラーのブルーに照らし、難民問題への理解と支援を呼び掛けるものである。
 身延山久遠寺もこの取り組みに参加し、三門を日没から午後9時頃までライトアップした。

日蓮宗山静教区布教講習会 2025年6月26日
 午後1時半より身延山学園5階講堂に於いて、令和7年度日蓮宗山静教区布教講習会が行われた。
 京都府常照寺住職奥田正叡上人を講師に「新たなる心構え」~宗祖750遠忌を見据えて~と題して講義が行われた。

第二期信行道場修了・教師認証式 2025年6月30日
 朝勤後、棲神閣祖師堂に於いて、第二期信行道場修了式と教師認証式が執り行われた。尚、この式では修了式と教師認証式で導師が入れ替わる。
 信行道場化主の持田日勇法主猊下大導師のもと、道場主幹浜島総務が参列して、豊田布教部長、青山法務部長、長谷川財務部長、宗務院より川久保教務部長が列座して、第二期信行道場修了式が執り行われた。
 法味を言上した後、化主猊下から修了証が授与され、その後、訓諭を賜った。
 化主猊下退堂後、日蓮宗管長の大本山池上本門寺菅野日彰貫首が入堂し、教師認証式が開式となった。
 道場生代表による宣誓が行われ、菅野管長より新たに教師となった道場生に認証書や記念品が授与された。その後、菅野管長より訓辞を賜り、閉式となった。

日蓮聖人門下連合会身延理事会 2025年7月2日
 日蓮聖人門下連合会に加盟する各宗各派の代表者が来山し、御廟所拝殿に於いて、田中恵紳日蓮宗宗務総長導師のもと、法味を言上した。
 その後、本院に場所を移し、諸堂参拝した後、午後3時より新書院に於いて、日蓮聖人門下連合会身延理事会が行われた。
 門下連合会は、身延山の祖廟を中心とした、門下各派や教団の連絡、協力、団結の強化を図り、祖廟護持と対外活動を行い、祖願達成のために昭和35年に発足した会である。

富士山経ヶ岳大祭 2025年7月4日
 正午より、富士山経ヶ岳常唱殿に於いて、豊田布教部長導師のもと、院内修法師が出仕して、富士山経ヶ岳大祭立正安国世界平和祈願法要が執り行われた。
 富士山経ヶ岳は今から750余年前、日蓮聖人自ら書写された法華経を日本国の平和を祈念し、埋経されたと伝わる。
 本年は天候にも恵まれ、多くの参拝者が法要に参列して、法要後には堂内にて法楽加持が修された。
 また、日蓮聖人が風雨を避けたとされる「姥ヶ懐」等を参拝し、法味を言上した。

「法華信仰の偉人達」展記念講演 2025年7月6日
 午後2時より報恩の間に於いて、身延山大学附属図書館と身延山宝物館との合同企画展「法華信仰の偉人達」の記念講演が、岡田文弘身延山大学特任講師により「法華経の語り部たち」と題して行われた。

甲州身延名所絵巻

教箋

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