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七面山別当より別当 長谷川 寛清
七面山本殿改修の発願(みのぶ誌2011年3月号より)
 七面山本殿は、安永・天明の再建以来220年余りの間、七面大明神が鎮座され、数多の祈りが叶えられて参りました。七面山の中で最も大切な御堂であります。
 昨年4月に別当交替してより、数ヶ月が経った時のことです。本殿を外側から眺めた会計執事が南側破風に亀裂が入っていることに気がつきました。以来それが一番の心配となりましたが、専門的な知識がなければ、どの程度の傷みなのかが分かりません。丁度その頃、身延山の五重塔を手がけた金剛組の方が9月の大祭に参拝して下さることとなり、調査を御願いしたのです。大祭の際にも調べて頂きましたが、やはり本格的な調査が必要ということで偶然にも10月18日のご縁日に土居副棟梁はじめ多くの専門家の方にお登り頂きました。
 その結果、諸堂も含めた調査の中で、本殿の内で拝殿の破風改修、幣殿の屋根替え、和光門の修復等、緊急を要する改修部分が明らかとなりました。このまま放置しておけば、本殿や和光門の大きな損失となってしまいます。ここに七面大明神の御守護に報い、御登詣の方々に少しでも気持ちよく御参拝して頂けますよう2月18日のご縁日を期して、七面山本殿・和光門等改修報恩事業を発願致しました。七面山有縁の皆様方には、報恩事業円成のため、是非ともお力添えをお寄せ頂きたく御願い申し上げます。別当以下山務員一同、ただひたすら七面大明神の御威光倍増を願って精進して参る所存であります。七面山本殿等の改修により、さらなる御守護のあらんことを切に願い、報恩事業浄財勧募の御願いとさせて頂きます。

※浄財御寄付のお問い合わせ
 〒409-2524
山梨県南巨摩郡身延町身延4217-1
             七面山敬慎院
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