
令和6年の10月1日より身延山奥之院思親閣にて報恩事業を行っております。
事業内容は、育恩之峰祖師日蓮大聖人、ご両親、六老僧の御厨子の塗り替え修復と御衣新調です。令和7年12月に日蓮大聖人、ご両親の御厨子が200年ぶりの改修を終え見違える姿となり奥之院思親閣の祖師堂に戻って参りました。200年前にあのような立派な、そして細部に至るまで繊細な装飾、修繕に携わっている工房の方も大変、驚いていました。
今から六老僧の御厨子もおそらく見違える姿となり戻られる事と思います。
そんな中、ふと祖師堂の天井を見ますれば400年の煤がたまり真っ黒な状態でした。これではせっかく日蓮大聖人、ご両親、六老僧の御厨子が綺麗になっても何か堂内が暗く寂しい感じがしましたので、この機会に格天井の鏡板94枚に身延山の四季折々の花をめぐらせ堂内を明るくし、なおかつその一枡一枡に「知恩報恩」の意を込め、それぞれが思うところの霊位の名を刻み、このお堂がある限り未来永劫、永代供養をしたいと考えました。
一枡、60万円(二霊位の名入れ)と聞くと、とても高く感じるかもしれませんがこれから何十年何百年と日蓮大聖人、ご両親、六老僧と同じ堂内にてご回向をして頂けると思えばご先祖様、ご自身が思うところの霊位様に対する正に最良の「知恩報恩」になるのではないでしょうか。勿論、日蓮大聖人、ご両親、六老僧に対する「知恩報恩」にも繋がります。
皆様の真心を94枚の一枡に込めてみては如何がでしょうか。
この号がお手元に届いた時には既に募集をかけております故、埋まってしまいましたら誠に申し訳ありません。詳細は奥之院思親閣0556−62−0686までお問い合わせ下さい。
本年、一年間の皆様のご家庭の安寧とお一人お一人の身体健全を奥之院思親閣より御祈念申し上げ節明けの挨拶とさせて頂きます。
令和6年の10月1日より身延山奥之院思親閣にて報恩事業を行っております。事業内容は、育恩之峰祖師日蓮大聖人、ご両親、六老僧の御厨子の塗り替え修復と御衣新調です。祖師堂建立は今より約400年、宮殿新設は今より約200年の時が流れ現在に至っておりましたので、至る所が激しく損傷しておりました故に今、事業を立ち上げた次第です。
ちょうど1年の時を経て全国の孝ある皆様、海外からの参拝者の皆様より貴重な浄財を御寄進賜りながら修復作業も順調に進んでおります。大変、心強く有難く思っております。
昨年10月1日に大聖人の御厨子を祖師堂より搬出の折、正面から御下げする事がどうしても出来ずやむを得ず、後方の壁を一度剥がし御下がり頂く事となりました。そうしましたところ御厨子の真後ろの壁の中の板に身延山万年救護の大曼荼羅御本尊が400年の時空を超え我々の眼に飛び込んで参りました。一同驚愕し何とも言いようのない感情に心打たれた事を今でもはっきりと覚えております。その日を境に400年の時空を超えた大曼荼羅御本尊を一目見ようと多くの参拝者が来山されております 。中には日蓮大聖人にお会いする事が出来たと涙する方も多く見受けられます。それほどに心打たれる有難き事と思っております。何れ我々は仏都に行きます。 その時に堂々と胸を張ってお釈迦様や日蓮大聖人にお会いできるよう日々、陰ひなたなく過ごしていく事が何より大切な事と私は思います。何れ必ずお会いする時の為に……
令和8年8月に修復完了と同時に大曼荼羅御本尊は元あった場所に戻します。どうぞ、400年の時空を超えた大曼荼羅御本尊をこの機会に拝しに来山下さいませ。
まだまだ道半ばでございます。一人でも多くの方にご賛助賜りますよう切にお願い申し上げ報恩事業の中間報告とさせて頂きます。
一心合掌
厳しい暑さの中、奥之院思親閣に毎日大勢の参拝者が足を向けてくれている事に心から感謝申し上げます。
育恩之峰祖師・日蓮聖人の御厨子修復事業も順調に進んでおります。今号より、先にご案内致しました様に奥之院思親閣に奉職されています山務員の皆さんの紹介をさせて頂きます。
まず最初に思親閣執事の小倉健佑上人です。執事さんは身延町の隣町の富士川町出身で御自坊(お寺)は隆運寺です。実は師父上人の弟様の御自坊である本成寺様と私の自坊である本行坊とは大変縁深きものがあります。本行坊44世、下里是察上人の兄弟の子であった円成院日康上人が本成寺様に我々が生まれる前に入寺し、時を経て御縁を頂いた事に驚いています。
執事さんは令和4年に日蓮宗大荒行堂に入行し、その時に尊神様龍神様より御縁を頂き思親閣に奉職する事となったそうです。その翌年に私も荒行堂を成満し思親閣の別当に就任が決まった時、小倉上人に執事の任を快諾して頂き現在に至っております。執事さんの座右の銘は「不言実行」だそうです。あれこれ言ったり理屈ではなく、やるべき事を実行し、周囲に対しても公言せずただ黙々と地道に一歩一歩進んで行きたいが為にこの言葉が好きだそうです。執事さんは正に「不言実行」を自身に採り入れ自分で決めた事は黙々と地道に歩を進め自身にとって苦手(困難)な事も、あれこれ言わずまずは実践してみる事を極力心がけています。その中で意外と自分にとって大切な事が隠されている事に気付く事もあるそうです。
そんな頼れる小倉執事さんと1年と3か月を共にしいろいろな局面で助けられております。私の意見に必ずしも寄り添うのでなく時には厳しい意見も述べてくれるとても有難き存在です。只今、継続中の報恩事業も執事さんのサポートあっての今日を迎えられているのだなと実感しております。
次回は望月俊徳会計を紹介します。
日々合掌
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