月刊教報 みのぶ誌 2025年2月号

 こちらでは「みのぶ誌」掲載記事の一部をご覧いただけます。

祖山時報

釈尊成道会 2024年12月8日
 午前7時より釈迦殿納牌堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、池上庶務部長が副導師として列座し、在院生が出仕して、釈尊成道会が執り行われた。
 また、午前11時より上ノ山丈六堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、山務員、僧道実修生が出仕して、釈尊成道会が執り行われた。

身延山学園物故者追善法要 2024年12月9日
 午後1時より仏殿納牌堂に於いて、浜島総務導師のもと、青山法務部長、身延山学園の関係各聖が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、身延山学園物故者追善法要が執り行われた。

『無量世界曼荼羅本尊』複製開眼式 2024年12月10日
 午後3時より千葉県本山藻原寺に於いて、『無量世界曼荼羅本尊』複製開眼式が執り行われた。
 この曼荼羅本尊は、日蓮聖人が身延山に御入山されて2か月程後に揮毫されたもので、諸天等に「無量世界」が、天照太神・八幡大菩薩に「大日本国」が冠されていることから、通称「無量世界の曼荼羅本尊」とも呼ばれる。授与書がなく、身延山にて揮毫されたことのみが記されていることから、伝授を目的としたものではなく、「身延山常住の曼荼羅本尊」としての意味を帯びていたと察せられる。
 この本尊は身延山開創750年を記念して複製され、藻原寺に奉納した。

身延山布教師会総会 2024年12月12日
 午後4時半より下部ホテルに於いて、身延山久遠寺より任命委嘱される身延山布教師の総会が行われた。
 身延山布教師会は、毎朝本院で行われる晨朝説教をはじめ、各種年中行事における説教を担当している。

埋骨諸霊位追善法要 2024年12月22日
 午前10時より御廟所納骨塔前に於いて、青山法務部長導師のもと、秋山御廟所別当が参列し、僧道実修生が出仕して、令和6年の埋骨諸霊位追善法要が執り行われた。
 納骨塔には、仏殿納牌堂に規定の期間納められた御遺骨が移され、安置される。身延山ではこれらの諸霊位に対して、年に一度追善供養を捧げている。

歳末法華懺法会 2024年12月31日
 午後1時半より本堂に於いて、浜島総務導師のもと、豊田布教部長、青山法務部長、池上庶務部長、長谷川財務部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、歳末法華懺法会が執り行われた。
 法華懺法会とは、法華経を読誦して懺悔滅罪する法会である。道場や身体を整え、諸仏を勧請し、眼・耳・鼻・舌・身・意の六根の罪を懺悔する。
 身延山では、大晦日にこの法会を行い、一年間の罪障消滅と得道成仏を祈念する。

歳末読誦会・除夜の鐘 2024年12月31日
 午後11時より本堂に於いて、浜島総務導師のもと、豊田布教部長、青山法務部長、長谷川財務部長、松本共栄部長、山本輪番事務長・法務部次長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、歳末読誦会が執り行われた。
 法要後には、豊田布教部長による法話が行われ、令和6年を締めくくった。
 また、午後11時50分より、境内の大鐘楼に於いて、浜島総務をはじめ身延山各執事が法味を言上した後、除夜の鐘第一打が撞かれた。境内には多くの参拝者が列をつくり順番を待った。

新年祝祷会 2025年1月1日~3日
 1月1日午前4時より、2日・3日は午前5時半より、本堂に於いて、持田日勇法主猊下大導師のもと、望月一老職、浜島総務、身延山各執事、支院各聖、院内修法師、在院生、僧道実修生が出仕して、新年祝祷会が執り行われた。
 持田法主猊下が新年の挨拶をされた後、松本共栄部長が修法導師を務め、院内修法師と共に御宝前法楽、参拝者に対して大衆法楽加持を修した。その後、全国の信徒から申し込まれた祈願が読み上げられた。

新年祝賀式 2025年1月1日
 新年祝祷会終了後、大客殿に於いて、新年祝賀式が行われた。
 式では、浜島総務、望月海英一老職の祝詞言上に続き、持田法主猊下より新年の挨拶がなされた。また、望月幹也身延町長より祝辞を頂戴して、屠蘇の儀へと移った。望月海俊山梨県第一部宗務所長によるご発声のもと乾杯が行われ、参列者一同の清祥と身延山の更なる発展を祈念した。

正月三が日 2025年1月1日~3日
 身延山では正月三が日の間、本堂に於いて、太歳特別加持祈祷が行われた。
 申し込まれた方は本堂内陣にて、院内修法師による加持祈祷を受けることができる。修法の後、撰経が当てられ、一年の無病息災が祈念された。
 また、仏殿納牌堂前に於いて、新春車両交通安全特別祈祷が行われた。

身延建設業協会安全祈祷 2025年1月8日
 午前11時より棲神閣祖師堂に於いて、池上庶務部長導師のもと、院内修法師3名が出仕して、身延建設業協会安全祈祷が執り行われた。

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 B/5判、52ページ(本文48ページ+表紙)、オールカラー
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