祖山時報
釈尊成道会 2022年12月8日
午前4時より釈迦殿新納牌堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、在院生、僧道実修生が出仕して、釈尊成道会が執り行われた。
この法要は、釈尊が菩提樹の下で悟りを開き、仏陀となられた12月8日の早朝に合わせて行われている。
また、午前10時より、山本輪番事務長・法務部次長導師のもと、在院生が出仕して、五重塔の特別開扉式が執り行われた。この特別開扉は、釈尊御降誕会・開闢会・御会式・成道会の年4日間の晴天時のみ行われる。


更に、午前11時より上ノ山丈六堂に於いて、小澤庶務部長導師のもと、布教部員、僧道実修生が出仕して、釈尊成道会が執り行われた。
導師を務めた小澤部長は「成道会を良い機会として、今日はお釈迦様と一緒に過ごし、日常を省みて、自行して頂きたい」と挨拶された。


身延山布教師会総会 2022年12月9日
午後3時より報恩の間に於いて、身延山久遠寺より任命委嘱される身延山布教師の総会が行われた。
身延山布教師会は、毎朝本院で行われる晨朝説教をはじめ、各種年中行事における説教を担当している。

埋骨諸霊位追善法要 2022年12月24日
午前10時より御廟所納骨塔前に於いて、青山法務部長導師のもと、秋山別当が参列し、在院生、僧道実修生が出仕して、令和4年の埋骨諸霊位追善法要が執り行われた。
この法要は、納骨塔に安置される諸霊位並びに、この度新たに埋骨される御遺骨に対して、回向供養を行うものである。
また、身延山に納められた日蓮宗教師の御遺骨を埋納合葬して供養する身延山教師廟に於いても、法味言上の後、回向がなされた。


歳末法華懺法会 2022年12月31日
午後1時半より本堂に於いて、持田総務導師のもと、浜島副総務、豊田布教部長、青山法務部長、小澤庶務部長、長谷川財務部長、山本輪番事務長・法務部次長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、歳末法華懺法会が執り行われた。
法華懺法会とは、自己の六根の罪過を懺悔すると共に、他の法界衆生の罪障を懺悔消滅する法会である。
身延山では、大晦日にこの法会を行い、一年間の罪障消滅と得道成仏を祈念する。


歳末読誦会・除夜の鐘 2022年12月31日
午後11時より本堂に於いて、浜島副総務導師のもと、豊田布教部長、青山法務部長、長谷川財務部長、松本共栄部次長、山本輪番事務長・法務部次長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、歳末読誦会が執り行われた。
法要後には、豊田布教部長による法話が行われ、令和4年を締めくくった。
また、午後11時50分より、境内の大鐘楼に於いて、浜島副総務、身延山各執事が法味言上の後、除夜の鐘第1打が撞かれた。境内には多くの参拝者が列をつくり順番を待った。



新年祝祷会 2023年1月1日~3日
1月1日午前4時より、2日・3日は午前6時より、本堂に於いて、内野日総法主猊下大導師のもと、望月海英一老職、浜島副総務、身延山各執事、支院各聖、院内修法師、在院生、僧道実修生が出仕して、新年祝祷会が執り行われた。
新年祝祷会では、松本共栄部次長が修法導師を務め、院内修法師と共に御宝前法楽、参拝者に対して大衆法楽加持を修した。その後、全国の信徒から申し込まれた新年の祈願が読み上げられた。

新年祝賀式 2023年1月1日
新年祝祷会終了後、大客殿に於いて、内野日総法主猊下御臨場のもと、新年祝賀式が行われた。
式では、持田総務の祝詞言上に続き、内野法主猊下より新年の挨拶がなされた。また、望月海英一老職、望月幹也身延町長より祝辞を頂戴し、屠蘇の儀へと移った。式の最後には、望月海俊山梨県第一部宗務所長による万歳三唱が行われ、参列者一同の清祥と身延山の更なる発展を祈念した。

正月三が日 2023年1月1日~3日
身延山では正月三が日の間、本堂に於いて、太歳特別加持祈祷が行われた。
申し込まれた方は本堂内陣にて、院内修法師による加持祈祷を受けることができる。例年通り多くの御祈祷の申し込みがあり、修法の後、撰経が当てられ、一年の無病息災が祈られた。
また、仏殿納牌堂前に於いて、新春車両交通安全特別祈祷が執り行われた。
三が日中は交通規制があるが、身延町総合文化会館に於いて交通安全祈願を申し込んだ車両は、特別に境内まで通行が許可され、修法師により、交通安全の祈祷が修された。


