祖山時報
第3期信行道場修了・教師認証式 2022年9月11日
朝勤後、棲神閣祖師堂に於いて、第3期信行道場修了式と教師認証式が執り行われた。尚、修了式と教師認証式で導師が入れ替わる変則的な式となった。
信行道場化主の内野日総法主猊下大導師のもと、浜島副総務、豊田布教部長、青山法務部長、宗務院より川久保教務部長が列座して、第3期信行道場修了式が執り行われた。
法味言上の後、内野法主化主猊下から修了証が授与され、道場生代表が謝辞を述べた。その後、化主猊下より訓諭を賜った。
化主猊下退堂後、日蓮宗管長の大本山池上本門寺菅野日彰貫首が入堂し、教師認証式が開式となった。道場生代表による宣誓が行われ、菅野管長より新たに教師となった道場生に認証書や記念品が授与され、その後、訓諭を賜った。
式終了後、菅野管長を囲み記念撮影が行われた。


奥之院思親閣大祭龍口御法難会 2022年9月12日
午前11時より奥之院思親閣祖師堂に於いて、浜島副総務導師のもと、望月一老職、佐藤奥之院思親閣別当が副導師として列座し、山内支院各聖が出仕して、奥之院思親閣大祭龍口御法難会が執り行われた。
導師を務めた浜島副総務は、自らの命を省みず、人々の幸せを願った日蓮聖人に想いを馳せ「この娑婆世界は忍土というが、生きるということは、悩み、苦しみ、憂いを全て受け入れて、その中で幸せを得る努力をすることが肝心ではないか」と挨拶された。
法要後、佐藤別当が修法導師を務め、御宝前法楽加持が修され、祈願、塔婆回向の読み上げがなされた。


龍口御法難会 2022年9月12日
午後1時より棲神閣祖師堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、青山法務部長、長谷川財務部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、龍口御法難会が執り行われた。
法要後には、橋爪一明身延山布教師による法話が行われた。


上ノ山八幡社大祭 2022年9月15日
午後1時より上ノ山八幡社に於いて、小澤庶務部長導師のもと、法務部員が出仕し、八幡社の氏子各位が参列して、上ノ山八幡社大祭法要が執り行われた。
この大祭は毎年、身延山内の5地区(清住町・上町・仲町・橘町・元町)が当番制で祭祀を執り行っており、今年は仲町が氏子として担当した。
導師を務めた小澤部長は「この祭祀を次の世代に伝えてほしい」と挨拶された。

戸津圭之介展「ブロンズとテラコッタで見る仏教説話」 2022年9月16日
本堂地階宝物館に於いて、令和4年9月16日より令和5年2月10日まで、戸津圭之介展「ブロンズとテラコッタで見る仏教説話」が開催されている。

本妙庵大祭 2022年9月17日
午前10時より本妙庵に於いて、小澤庶務部長導師のもと、身延山山務員が出仕して、本妙庵大祭が執り行われた。
本妙庵とは、本妙日臨上人のゆかりの霊地である。日臨上人は寛政5年(1793)、江戸に生まれた。19歳で出家し、文化11年(1814)、甲斐雨畑の山中に籠もり、七日七夜の唱題三昧を修し、大悟を得たという。このころより本妙と名乗り、文政3年(1820)、身延波木井の山中に醒悟園(本妙庵)を開いた。その門下には、優陀那日輝師を始め多数の人材が出ている。
文政6年(1823)9月17日に、31歳で遷化した。本年は日臨上人第200遠忌にあたる。


七面山大祭 2022年9月18日~19日
七面山敬慎院に於いて、七面山大祭が執り行われた。
18日は、午後8時より浜島副総務導師のもと、内野七面山敬慎院別当、十如坊榊原上人が副導師として列座し、身延山支院各聖、七面山有縁の諸師が出仕して、七面山大祭法要が執り行われた。
法要後には、参詣者に大衆法楽加持が修された。
翌19日、午前4時より浜島副総務導師のもと、七面山開闢法要が執り行われた。式中、浜島副総務により表白文が奉読され、多くの参詣者とともに七面大明神への報恩感謝の祈りが捧げられた。
導師を務めた浜島副総務は挨拶で、合併浄化槽新設にあたり、ご協力いただいた皆さまに感謝の意をあらわし、尽力された内野別当を労った。
尚、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年行われる万灯奉納や福捲きは中止となった。


秋季彼岸施餓鬼会 2022年9月23日
午後1時より仏殿納牌堂に於いて、浜島副総務導師のもと、小澤庶務部長、松本共栄部次長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、秋季彼岸施餓鬼会が執り行われた。
開式にあたり、灑水師、散華師により堂内を厳浄した。その後、式衆が入堂し、導師を務めた浜島副総務は御宝前への焼香を施し、堂内に建てられた卒塔婆に向け灑水供養をされた。
法要が進み自我偈の訓読が始まると式衆が行堂し、施餓鬼壇を三匝しながら、立幡・灑水・焼香を行った。
法要中には、内野日総法主猊下が来臨され、恭しく焼香を施された。
最後に、一切の諸精霊と全国から供養のお申し込みをいただいた諸霊位を読み上げ、追善の誠を捧げた。



身延山篤信位会・身延山先達特別修行 2022年9月27日~30日
9月27日から30日までの4日間、信徒研修道場に於いて、身延山篤信位会・身延山先達特別修行が行われた。
本年は篤信位会から1名、身延山先達から18名が参加した。参加者は水行、読誦行、祈祷会、施餓鬼法要、輪番奉仕など様々な修行に勤しんだ。
輪番奉仕の導師を務めた豊田布教部長は「身延山は750年の間、時代々々の方々によって保たれてきた。これから支えていただくのは皆さま」と挨拶された。

第5回身延山小学生絵画コンテスト授賞式 2022年10月2日
午前11時より宝物館ロビーに於いて、第5回身延山小学生絵画コンテスト授賞式が行われた。
今年は、55件の応募があり、栄えある法主賞に輝いたのは、深沢寛大君作の「日蓮聖人」となった。
応募作品は11月末まで宝物館ロビーにて展示される。

ステージアートキャラバン組曲「品・HON」公演 2022年10月2日
午後6時より本堂に於いて、やまなしステージ・アート・プロジェクト2022実行委員会主催のステージアートキャラバンが行われ、継続の第一章組曲「品・HON」が奉納された。
これは日本の伝統楽器、三味線、尺八、琴、和太鼓に、オーケストラとコンテンポラリーダンスを融合させたもので、山梨県ゆかりの演奏家が集い、法華経の世界を美しく、壮大に表現した。

日蓮宗千葉南部宗務所祖山奉告式 2022年10月3日
午後1時半より本堂に於いて、荻野千葉県南部宗務所長導師のもと、所員各聖が出仕して、宗祖御降誕800年慶讃諸事業円成祖山奉告式が執り行われた。
これに先立ち、一行は御廟所を参拝し、宗祖御降誕800年記念樹「たちばな」を植樹した。

第46回全日本仏教徒会議 山梨・身延山大会開催 2022年10月7日~8日
公益財団法人全日本仏教会・山梨県仏教会主催の第46回全日本仏教徒会議 山梨・身延山大会が開催された。
7日は午後1時より身延山大学講堂に於いて、開会式典が行われ、続いて記念講演が平岡聡京都文教学園学園長を講師に「現代における仏教の可能性を問う」と題して行われた。
また、午後3時半より本堂に於いて、内野日総法主猊下大導師のもと、現代音楽法要が執り行われた。
8日は午前9時より身延山大学講堂に於いて、大会記念法要が執り行われた。続いて「だれも取り残さない社会の実現に向けて」をテーマにコーディネーターに小谷みどり氏、パネラーに平岡聡氏、ロバート キャンベル氏、内藤麻里子氏を招き、パネルディスカッションが行われた。

