月刊教報 みのぶ誌 2022年7月号

祖山時報

伊豆御法難会 2022年5月12日
 午後1時より棲神閣祖師堂に於いて、浜島副総務導師のもと、青山法務部長、松本共栄部次長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、伊豆御法難会が執り行われた。
 法要後には、㓛刀貞行身延山布教師による法話が行われた。

24時間世界唱題リレー祈願 2022年5月16日
 午前8時より本堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、青山法務部長、小澤庶務部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、24時間世界唱題リレー祈願が執り行われた。
 この取り組みは、東南アジアの日蓮宗布教拠点から始まったもので、新型コロナウイルス感染症早期収束をはじめ、立正安国世界平和を祈念して、満月の日に行われている。
 1時間の唱題をオンライン配信してリレーでつなぎ、世界中に御題目の声を広げることを目的としている。
 法要後には豊田布教部長が「共に御題目をお唱えし、世界平和、人々の心の安泰を祈りましょう」と挨拶された。

第1期信行道場修了・教師認証式 2022年5月19日
 朝勤後、棲神閣祖師堂に於いて、第1期信行道場修了式と教師認証式が執り行われた。尚、修了式と教師認証式で導師が入れ替わる変則的な式となった。
 信行道場化主の内野日総法主猊下大導師のもと、小澤庶務部長、長谷川財務部長、山本輪番事務長・法務部次長、宗務院より川久保教務部長が列座して、第1期信行道場修了式が執り行われた。
 法味言上の後、化主猊下から修了証が授与され、その後、訓諭を賜った。
 化主猊下退堂後、日蓮宗管長の大本山池上本門寺菅野日彰貫首が入堂し、教師認証式が開式となった。
 菅野管長より新たに教師となった道場生に認証書や記念品が授与され、訓諭を賜った。
 式終了後、菅野管長を囲み記念撮影が行われた。

第55代日蓮宗管長就任祖廟奉告式 2022年5月26日
 午前10時より御廟所に於いて、第55代日蓮宗管長就任祖廟奉告式が、引き続き管長に就任した大本山池上本門寺菅野日彰貫首、宗務内局の各聖が参列して、執り行われた。
 菅野管長一行は、小澤庶務部長、秋山別当の先導のもと、祖廟を参拝し、管長の就任を奉告した。
 その後、本院に移動し、諸堂を参拝した後、大奥水鳴楼に於いて、内野日総法主猊下及び身延山内局と面会した。菅野管長は「心を新たにして、4年間全力を投じる」と挨拶された。

「みのぶ道を歩こう」身延山上ノ山~奥之院編 2022年5月28日
 身延町教育委員会生涯学習課主催の「みのぶ道を歩こう」身延山上ノ山~奥之院編というイベントが開催された。
 参加者は午前9時半に久遠寺本堂裏に集合し、奥之院思親閣を目指した。
 一行は国登録有形文化財である本地堂、莚師堂などに立ち寄り、このイベントの講師である身延町文化財保護審議会委員(身延山宝物館学芸員)林是恭師の話に耳を傾けた。
 途中、日蓮聖人御自作と伝わる大黒天像を安置する大光坊で昼食をとり、午後2時過ぎに山頂に到着した。山頂からの景色を楽しんだ後、ロープウェイにて下山した。当日は天候に恵まれ、参加者は初夏の身延山を満喫した。
 「みのぶ道」とは、駿河国から日蓮宗総本山身延山久遠寺を経て、甲府の甲州街道へと至る全長約80キロメートルの道で、戦国時代は軍用路として、近世初頭からは特に「身延詣」のために多くの人々が往来した信仰の道となった。往時の遺構と、近代に於いてもなおその信仰活動を今日に伝えることから、令和元年には文化庁によって「歴史の道百選」に選定された。

高座説教「身延の祖師を語る」 2022年6月8日
 午後2時より本堂に於いて、日蓮宗山静教区主催の布教講習会として、高座説教「身延の祖師を語る」が行われた。
 これは、令和5年に迎える身延山開闢750年を記念して行われ、静岡県圓恵寺塚本智秀師、秋田県本住寺山口顯辰師、愛知県法華寺(身延山布教部長)豊田慈證師の三師が高座に登った。
 三師の迫力のある語りを、多くの方が聴聞した。
 高座説教とは、信者大衆より一段高く設けた席で行う説教のことである。主に繰り弁という、日蓮聖人と先師の伝記を語呂のよい言葉、調子のよい口調、抑揚ある語りで作った説教を言う。この説教方法は江戸時代中期に確立され、今日に至るまで伝承されている。日蓮宗の伝統的な法話であり、落語や講談の元になったと言われている。

教箋