月刊教報 みのぶ誌 2021年10月号

祖山時報

戦没者英霊施餓鬼会 2021年8月18日
 午後1時より仏殿納牌堂に於いて、浜島副総務導師のもと、豊田布教部長、小澤庶務部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が式衆として出仕して、戦没者英霊施餓鬼会が執り行われた。
 開式にあたり、散華師と灑水師の両名により道場を厳浄した。
 法要が進み、自我偈の訓読が読誦され始めると、導師以外の出仕者が行道し、施餓鬼壇を三匝しながら、立幡・灑水・焼香の供養をした。
 法要中には内野日総法主猊下が来臨され、戦没者の英霊に恭しく焼香を施し哀悼の意を捧げられた。

 例年は、第3期信行道場生が総出仕しており、式衆だけでなく、法要の準備や司会進行などの諸役を務めている。昨年に引き続きコロナ禍で信行道場が開催されなかったため、在院生、僧道実修生が式衆として出仕し、英霊へ供養を捧げた。
 この法要がいつから営まれ始めたかは定かではないが、過去のみのぶ誌(昭和37年10月号)には、京都市の北沢幸一氏(身延山特別大本願人)の施主により奉行されたと記載されている。現在は身延山年中行事として欠かすことのできない法要になっており、毎年数多くの英霊に対しご回向を捧げている。

車椅子用カッパ奉納 2021年8月27日
 ガーディアンエンジェル株式会社の佐久間薫氏が来山され、車椅子用のカッパを奉納された。
 この車椅子用のカッパは、佐久間氏が学生の頃にアルバイトをしていた魚屋さんのエプロンの「ウエストバネ」と美容師時代の「カットクロス」からヒントを得て開発され誕生した車椅子用の雨具である。

松葉谷御法難会 2021年8月27日
 午後1時より棲神閣祖師堂に於いて、浜島副総務導師のもと、小澤庶務部長、長谷川財務部長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して、松葉谷御法難会が執り行われた。

 松葉谷の御法難は、文応元年(1260)8月27日の夜、日蓮聖人が鎌倉の松葉谷の草庵において念仏者達に襲撃された難をいう。この背景には法然浄土教への日蓮聖人の激しい批判がある。当時の日本で続出した天変地異、飢饉疫病は、念仏宗等の邪法が興盛して、正法の流布を止めたからなどと記した立正安国論を前執権北条時頼に献進したのである。しかし、かえって幕府上層部の怒りを買い、また日蓮聖人の激しい念仏批判に恨みを抱いた諸大寺の僧やその信徒らは、この機に乗じて日蓮聖人を暗殺しようとし、幕府の中にもこれを援助する者もあって、大勢の暴徒は松葉谷の草庵に押し寄せ、火を放ち焼き殺そうと図ったが、日蓮聖人は危ないところを逃れた。
 法要では日蓮聖人の忍難慈勝のご生涯に報恩の誠を捧げた。
 法要後には、諏訪是隆布教部主任による法話が執り行われた。

丈六堂施餓鬼会 2021年8月28日
 午前11時より上ノ山丈六堂祖師堂に於いて、豊田布教部長導師のもと、布教部員、僧道実修生が式衆として出仕して、丈六堂施餓鬼会が執り行われた。
 読経が始まると、導師が施餓鬼壇に立幡・灑水・焼香の供養を施した。続いて、式衆、参列者も同様に行い、共に供養を捧げた。
 法要後には豊田布教部長が挨拶をされ、施餓鬼供養の大切さを伝えた。

堀内詔子(のりこ)氏御目通り 2021年8月29日
 午後12時より大奥水鳴楼に於いて、自由民主党の堀内詔子(のりこ)衆議院議員が来山され、内野日総法主猊下と御目通りされた。

教箋