月刊教報 みのぶ誌 2020年9月号

祖山時報

盂蘭盆施餓鬼会 2020年7月16日
 午後1時より仏殿納牌堂に於いて、持田総務導師のもと、長谷川財務部長、松本共栄部次長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が式衆として出仕し、盂蘭盆施餓鬼会が執り行われた。
 雅楽の心地良い音色が響き始めると、灑水師、散華師の両名が堂内の四周を移動し、灑水散華により厳浄した。
 式衆が入堂し、導師を務めた持田総務は御宝前への焼香を施した後、堂内に建てられた卒塔婆に向け、丁寧に灑水供養をされた。
 法要が進み、自我偈の訓読が誦され始めると式衆が行道し、施餓鬼壇を三匝しながら、立幡・灑水・焼香の供養をした。

 また法要中には内野日総法主猊下が来臨され、恭しく御宝前で焼香を施されると、深々と合掌礼拝し、一切の諸精霊に対し祈りを捧げた。

 その後、導師によって総回向、2名の副導師により全国から供養を申し込まれた霊位に対し、追善の読み上げ回向がなされた。参列された方々は、自身が供養を申し込んだ霊位が読み上げられると、瞑目し合掌されていた。

信行道場改修建設工事上棟式 2020年7月28日
 午前10時より信行道場に於いて、持田総務導師のもと、小澤庶務部長が副導師、松本共栄部次長が修法導師として列座し、院内修法師8名が式衆として出仕し、信行道場改修建設工事上棟式が執り行われた。
 祭壇に祀られた棟札は、中川法政宗務総長が揮毫されたもので、力強く神々しい筆跡であった。
 読経や修法では、式衆の高低音の混ざり合った大音声の読経が周囲に響き渡り、場の空気が浄められ法悦を感じた。
 尚、法要には、宗務院から関伝道部長をはじめとする各聖や、建設工事関係者らが参列した。
 法要終了後、信行道場講堂において、小澤庶務部長導師のもと、松本共栄部次長が修法導師を務め、院内修法師8名が出仕し、信行道場奉献本尊閉眼式が行われた。

日蓮大聖人像鑿入式 2020年7月29日
 午前9時半より本堂に於いて、持田総務導師のもと、副導師に豊田布教部長、修法導師に松本共栄部次長が列座し、式衆に院内修法師6名、在院生、僧道実修生が出仕して日蓮大聖人像鑿入式が執り行われた。
 鑿入之儀では、内野日総法主猊下をはじめ導師を務めた持田総務、中川法政宗務総長など5名が行い、一人ひとり一刀入魂した。
 尚、鑿入れされた日蓮大聖人の立像は、宗祖鎌倉辻説法聖跡の六角堂に奉安される。

日蓮聖人門下連合会身延理事会 2020年7月29日
 午後2時より新書院に於いて、日蓮聖人門下連合会に加盟する各宗各派の代表者が来山し、日蓮聖人門下連合会身延理事会が執り行われた。

令和2年熊本豪雨被害報告について
 2020年7月に発生した豪雨災害により、日蓮宗寺院である実照寺・塩田義道上人(熊本県葦北郡芦北町花岡567)の本堂が全壊した。熊本県を流れる球磨川及び支流が、計13箇所で氾濫したことにより、芦北町の実照寺含め周辺に甚大な被害がでた。内野日総法主猊下並びに持田総務は、この事態を憂慮され、実照寺へ副総務浜島共栄部長をお見舞いに派遣し義援金を届け、本堂跡前で法味言上した。
 塩田上人は、この日の朝7時頃本堂でいつも通り朝勤をしていたところ、たまたま檀家の方からの電話があり、庫裡へ戻っていた時に裏山から土砂崩れが発生した。本堂が全壊したが生命は助かったとのことで日蓮聖人が檀家の身体を借りて「変化の人」となり助けてくれたのではと話していた。この水害により檀家の方や、近所の方が亡くなられたとの報告を受けた。
 義援金や物資等支援については実照寺へご連絡下さい。
(TEL 0966-82-4298)
取材:共栄部 高尾龍友 記

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