月刊教報 みのぶ誌 2020年2月号

祖山時報

宗務内局来山 2019年12月6日
 宗務院より、中川法政宗務総長並びに、宗務内局一行が来山し、祖廟に於いて宗務内局一部変更に伴う奉告式を行った。
 午前9時半より、中川総長一行は、小澤庶務部長、高野御廟所別当の先導のもと、祖廟を参拝し、新宗務役員の就任と祖願達成のため精進していくことを誓願した。
 その後、中川総長一行は本院に移動し、諸堂参拝の後、大奥水鳴楼に於いて、内野日総法主猊下及び浜島副総務以下身延山内局と面会した。内野法主猊下のご挨拶、両内局の紹介の後、法主猊下を囲み記念撮影を行った。

釈尊成道会 2019年12月8日
 午前4時より釈迦殿新納牌堂に於いて、小澤庶務部長導師のもと、在院生、僧道実修生が出仕して釈尊成道会が執り行われた。
 法要では、仏法僧の三宝を敬い礼拝する曲である三宝礼を恭しく誦唱し、その後の読経では如来寿量品第十六を三転読した。導師が回向文を諷唱した後、仏法僧の三宝に帰依を表し礼拝する曲である三帰を誦唱し、更なる仏道精進を誓った。
 また、午前10時より、池上法務部次長兼祖廟輪番本部事務長のもと、在院生が出仕して五重塔開扉の儀が執り行われた。
 さらに、午前11時より、上ノ山丈六堂に於いて、小澤庶務部長導師のもと、僧道実修生が出仕して、釈尊成道会が執り行われた。

「墨龍大下図」奉納 2019年12月8日
 身延山久遠寺の本堂は、身延山第90世岩間日勇上人代の昭和60年に、日蓮聖人700遠忌記念事業の一環として落慶した。
 その本堂外陣の天井に、計81面の鳥の子和紙、23,500枚の金箔が張られ、墨だけで加山又造画伯筆の「墨龍」(約9メートル四方)が描かれている。
 この度、その「墨龍」の大下図(約2メートル四方)が奉納され、現在は本堂下にある宝物館で9月1日まで展示される。
 また同日、加山又造画伯の作品である「墨龍」、「墨龍大下図」及び「大奥水鳴楼襖絵」の著作権使用に関する覚書の契約内容を確認し、本作の著作権を利用した業務に関して、適正かつスムーズに進めることを目的とした基本規則を定めた覚書の調印式を東渓閣2階の応接間にて行った。
 所有権者である宗教法人身延山久遠寺からは持田総務が代表として覚書に調印した。

埋骨諸霊位追善法要 2019年12月22日
 午前10時より、御廟所納骨塔前に於いて、小澤庶務部長導師のもと、僧道実修生が出仕して、令和元年の埋骨諸霊位追善法要が執り行われた。
 この法要は、納骨塔に安置される諸霊位並びに、この度新たに埋骨される御遺骨に対し回向供養を行うものである。
 身延山では、大切な御家族の死後、日蓮聖人の御傍に納骨できる制度があり、決められた期間を仏殿納牌堂にて供養された御遺骨は、御廟所納骨塔に移され供養される。
 日蓮聖人が信頼された信徒の最重鎮である富木公は、亡き母の遺骨を首にかけ、下総国若宮(千葉県市川市中山)の自邸より身延山に登り、日蓮聖人の回向を受けるべく遺骨を身延山へ埋納した。これが身延山納骨の始まりである。

歳末法華懺法会 2019年12月31日
 午後1時半より、本堂に於いて持田総務導師のもと、浜島共栄部長、小澤庶務部長、村松布教部長、長谷川財務部長、池上法務部次長兼祖廟輪番本部事務長、松本共栄部次長が副導師として列座し、在院生、僧道実修生が出仕して歳末法華懺法会が執り行われた。
 法華懺法会とは、自己の六根罪過を懺悔すると共に、他の法界衆生の罪障を懺悔除滅する法会である。
 身延山では、大晦日にこの法会を行い、一年間の罪障消滅と得道成仏を祈念する。

歳末読誦会・除夜の鐘 2019年12月31日
 午後11時より本堂に於いて、持田総務導師のもと、身延山各執事が副導師として列座し、寮監、在院生、僧道実修生が出仕して歳末読誦会が執り行われた。
 法要では、今年一年が大過なく勤め上げられたことを仏祖三宝に奉告し、報恩感謝の誠を捧げた。法要後には村松布教部長による法話が行われ、令和元年を締めくくった。
 また、午後11時50分より、境内の大鐘楼に於いて持田総務、各執事が法味を言上した後、除夜の鐘第一打が撞かれた。境内には、除夜の鐘を撞くために参集した参拝者が列をなした。

新年祝祷会 2020年1月1日~3日
 1月1日午前4時より、2日・3日は午前6時より、三が日の朝勤時、本堂に於いて内野日総法主猊下大導師のもと、持田総務、望月海英一老職、身延山執事、支院各聖、院内修法師、在院生、僧道実修生が出仕して新年祝祷会が執り行われた。
 新年祝祷会では、松本共栄部次長が修法導師を務め、院内修法師と共に、参拝者に対して大衆法楽加持を修した。その後、全国の檀信徒から申し込まれた新年の祈願の読み上げが行われた。

新年祝賀式 2020年1月1日
 元日の新年祝祷会終了後、内野日総法主猊下御臨場のもと、新年祝賀式が大客殿に於いて行われた。
 式では、始めに身延山内局、山務員一同を代表して、持田総務が祝詞を言上し、続いて身延山支院を代表して、望月海英一老職が言上した。
 その後、内野日総法主猊下より参列者一同に対し、新年の挨拶が述べられた。
 次に、望月幹也身延町町長より祝辞を頂戴し、屠蘇の儀へ移った。
 式の最後には、望月海俊山梨県第一部宗務所所長発声による万歳三唱が行われ、参列者一同の清祥と身延山の更なる発展を祈念した。

正月三が日 2020年1月1日~3日
 身延山では三が日の間、本堂に於いて太歳特別祈祷が行われた。これは正月三が日のみ行われる特別祈祷であり、祈祷受付で祈願を申し込まれた方は、本堂内陣に於いて院内修法師による加持祈祷を受けることができる。
 本年も多くの参拝者が御祈祷を申し込まれた。
 また、仏殿前境内に於いては、新春交通安全車両祈祷が行われた。
 身延町総合文化会館にて、交通安全祈願を申し込んだ車両は、交通規制中の三が日でも特別に境内までの通行が許可され、院内修法師による交通安全の加持祈祷が修される。
 奥之院思親閣では、祖師堂に於いて祈願を申し込まれた方に加持祈祷が修された。また休憩所前では餅つきが開催された。

南部警察署管内交通安全祈願 2020年1月8日
 午前10時より、本堂前に停められた警察車両に対し法楽加持を修した後、棲神閣祖師堂に於いて、村松布教部長導師のもと、院内修法師が出仕して、南部警察署管内交通安全祈願法要が執り行われた。

教箋