平和へのメッセージ

身延山 久遠寺

 一方的に罪なき人を殺し、領土を侵略することは、憎悪を生みます。その憎悪を繰り返すことによって、新たな憎悪を生んでしまいます。
 お釈迦さまは、「不殺生」を説き、「この世の怨みは怨みをもって静まることはありえない。怨みを捨ててこそ怨みは静まる。これは永遠の法である。」といわれました。
 一刻も早く怨みの連鎖を断ち切って、ウクライナの大空・大地に平穏が来たることを願い、ウクライナの人々の安寧実現を祈念致します。
 「立正安国・世界平和」は日蓮聖人の祖願であり、「共に生き 共に栄える」身延山共栄運動の原点であります。
 身延山久遠寺は如何なる殺戮、侵略にも反対します。

南無妙法蓮華経

令和4年3月1日