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◆表紙絵解説
十萬部寺

 追分感井坊から七面山への参道を進むと、十萬部寺にいたります。かつてこの地には妙太郎と法太郎(法次郎)と呼ばれる2人の荒神が住んでおり、日蓮大聖人が山を守護するのに相応しいものであるとして教化されました。のち、日朗上人と波木井公がこの地に参った折に妙法二神として祀られ、その霊験を願って法華経の十万部読誦を発願されました。以来、歴代の住職は十万部読誦の達成に努力し、天正2年(1574)、日休上人の代に至って素願が達成されたので、身延山15世日叙上人によって十萬部寺と称するように定められました。

絵:藤田由也画伯



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2018年1月号

目次

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教箋のことば 〜「光明言」〜
身延山第九十世 岩間日勇法主 著『共に生き、共に栄える』より

教箋

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祖山時報

ジャクリーン・ストーン教授来山
 11月10日、身延山大学で開催された第70回日蓮宗教学研究発表大会記念講演の講師として、米国プリンストン大学より、ジャクリーン・I・ストーン教授が来山し、浜島身延山大学学長と共に井上総務のもとを訪れた。
 ストーン教授は井上総務と面会され、身延山の諸堂を見学された後、身延山大学にて「日蓮学への新しいアプローチ―凡夫成仏論を中心として―」と題し、記念講演を行われた。
小松原御法難会
 11月11日、午後1時より、棲神閣祖師堂に於いて、井上総務導師のもと、池上庶務部長、長谷川財務部長が副導師として、在院生、僧道実修生が出仕して小松原御法難会が虔修された。
 小松原法難とは、宗祖四大法難の一つで、文永元年11月11日夕刻、日蓮大聖人とその弟子信者らが、安房国東条郷の松原大路を通りかかったところ、地頭東条景信の襲撃を受けた事件をいう。
 この法難では、日蓮聖人の弟子の鏡忍坊、襲撃の報を聞き駆けつけた信者の工藤吉隆が応戦し殉死している。日蓮教団初の殉教者が出た事件であり、日蓮聖人も額と左手に重傷を負った。
 法要終了後には身延山布教師木下性俊師による法話が行われ、参列者に対し、小松原の法難の概要が語られた。
七五三特別祈祷
 11月12日、午前9時より午後3時まで、本堂に於いて七五三特別祈祷が行われ、参拝した子供達には院内修法師による木剣加持の後、撰経が当てられ、身体健全と無病息災が祈られた。
 祈願を受けた子供達には、法主猊下の色紙や御守、千歳飴が授与された。
天台大師会
 11月24日、午後1時より本堂に於いて、井上総務導師のもと、村松布教部長、池上庶務部長を副導師に、在院生、僧道実修生が出仕して、天台大師会が虔修された。
 天台大師智は、中国天台宗の実質的な開祖とされる。日蓮大聖人は、天台大師の代表的な著述『法華玄義』『法華文句』『摩訶止観』に拠って法華経信仰を確立し、特に『法華玄義』の「五時八教」、『摩訶止観』の「一念三千」の法門を重要視された。これにより、大聖人は、インドの釈尊、中国の天台大師智、日本の伝教大師最澄からなる法華経信仰の相承を自身が末法に於いて連なると位置づけ「三国四師」と称し、天台大師智を、自身の法華経信仰に於いて重く位置づけていることがわかる。
 法要後には、身延山布教師㓛刀貞行師による法話が行われた。
 また、11月23日、24日の2日間、身延山信徒研修道場に於いて開催された写経会にて書き上げた法華経一部経が、天台大師会の法要中に、村松布教部長によって本堂御宝前に奉納された。
身延山七面山修行走
 11月26日、毎年恒例となった「身延山七面山修行走」が行われた。
 この大会は、県内外数多くの方々の協力を得て、今年で5回目の開催となる。年々参加者も増えており700名近い参加者が身延山に集まった。
 当日は天候にも恵まれ、門前町に設けられたスタートより、三門を抜け、久遠寺境内を通過し、古来からの参道を駆け抜けた。
防災訓練
 11月29日、午前10時半より、峡南消防本部中部消防署、身延山門内の地元消防団の指導協力のもと、平成29年度防災訓練が実施された。
 この訓練は今後予想される東海地震の防災訓練の一環として、久遠寺建造物の倒壊時の対処、火災に対する消火訓練、並びに参拝者の速やかな救護を目的として行われた。
 また近年は、参拝者の高齢化ということもあり、緊急救命の処置が必要になる事態が増加している。迅速な応急措置が救命の効果を向上するため、山務員、在院生は心肺蘇生法並びにAEDの使用法の訓練を重点的に行った。
奥之院思親閣報恩登詣参拝
 12月2日、奥之院思親閣では、第51代町田別当と一緒に奥之院参道を登詣して、思親閣に参拝する「お別当さんと一緒に歩いて奥之院を参拝しよう! 報恩登詣参拝」が行われた。
 今般行われた報恩登詣参拝は、思親閣としては初めての試みで、好天に恵まれた紅葉の下を、参加者、引率等都合20名が、山頂奥之院を目指して登詣参拝した。
 一行は午前8時に三門を出発し久遠寺を経由して鬼子母神堂、丈六堂、三光堂にてお開帳を受け、午後1時過ぎに奥之院に到着した。思親閣ではお開帳の他に別当の法話が行われた。
釈尊成道会
 12月8日、午前4時より、釈迦殿新納牌堂に於いて、吉村法務部長導師のもと、在院生、僧道実修生が出仕し釈尊成道会が行われた。身延山久遠寺では、釈尊が悟りを開かれた早朝より唱題し法要を迎える。本年は、早朝にも関わらず十数名程の参列者があり、共に読誦唱題の修行を行った。
 また午前10時より、奥野百萬人講・本願人会本部事務局長導師のもと、五重塔開扉之儀が行われ、午後2時までの間、特別開扉が行われた。
 なお、午前11時より、上ノ山丈六堂に於いて、村松布教部長導師のもと、僧道実修生が式衆を務め丈六堂釈尊成道会を虔修した。

連載「大聖人のご文章を読む(28) 【諸法実相鈔】(5)」

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 布教部長 村松潮隆/絵:藤田由也画伯

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