1. HOME >
  2. 身延山宝物館のご案内 >

◆西側の宝物館入口

身延山宝物館のご案内

お知らせ

<< もどる

茶の文化と身延山
開催期間 2015年9月18日(金)〜2016年2月16日(火)
開館時間 9時〜16時(入館は15時半まで)
休館日 木曜日(4月と8月は休館日はありません)
入館料 一般300円 大・高200円 中・小100円(20名以上で団体割引になります)

 古い書物には「茶の効用は、味が至って寒であるから、行い精(すぐ)れ倹(けん)の徳のある人の飲むのに最もふさわしい」と記されています。つまり、甘美な味ではない茶を吟味するのは、同じように俗世間から距離を持ち、人知れず徳を積んだ高潔な隠者(高士)に相応しいと伝えられてきました。
 日本では奈良時代に寺で茶を振る舞う「引き茶」と呼ばれるもてなしが行われていたと言います。その後、茶葉を粉末にして湯を注ぎ点てる「抹茶」が日本でも薬用の茶として登場し、これが中国からの渡来品(唐物)を鑑賞する文化と相まって、会所での茶の湯文化が花開きました。
 殊に、室町時代頃からは皇族を中心とした「貴族の茶」、大名家を中心とした「大名茶」、千利休に大成する「わび茶」の系譜が現在までつながる茶の湯の文化として継承されてきました。
 今日の茶の湯文化の中心といえる「わび茶」の世界は、煌びやかな唐物とは対照的な和物の奥ゆかしさに、嗜む者は心を研ぎ澄ませ茶を吟味する心を修練する高潔な世界と言えます。
 今回の展示では、茶の湯文化では有名な後水之尾天皇、近衛家熈公の御宸翰をはじめ、日蓮聖人の陶像を制作した楽家7代目長入の赤楽茶碗、身延山歴代法主ゆかりの茶道具を公開しております。
 この機会に是非とも御来館下さいますよう御案内申し上げます。




李白観滝図 狩野探雪筆

蓮華詩歌 近衛家熈公筆

織部菓子鉢 北大路魯山人作

<< もどる