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◆復元された身延山五重塔

境内案内

建立趣意書

ここでは、井上瑞雄身延山総務による趣意書をご覧いただけます。

五重塔建立奉賛会 実行委員長 井上瑞雄身延山総務による建立趣意書

 この度身延山では「五重塔」建立を発願いたしました。実に129年振りのことであります。かつて身延山には法華経信仰の象徴としての五重塔が輝いておりました。山上に聳える堂塔伽藍の有様はさながら「天竺の霊山をこの地に移し置かれたる」姿であり「この山をもととして参るべし」のご遺訓具現の道場でありました。
しかし乍ら、落雷・火災と二度にわたる焼失。わけても明治八年の火災の折には全山144棟悉く烏有に帰してしまいました。この災害からの復興に長い歳月と多額の浄財を費やしてまいりましたことは皆様もよくご承知の通りでございます。
そしてようやく先般の立教開宗750年慶讃事業をもって旧に倍する復興を成し遂げ、山容を整えることが出来ました。これひとえに十方有縁の皆様、わけても百万人講講員各位のご支援ご丹精のたまものと感謝いたしております。しかしながらこの記念事業遂行中も、法主さまが片時も忘れることなく、心中深く秘めておられたのは“いつの日にか五重塔再建を”という、悲願ともいうべき大事でありました。法主さまよりこの構想を披瀝された時、山務員一同も又思いを同じくしたことでありました。
750慶讃事業を円成したばかりの今、このたびの発願が決して容易ではないことは重々承知いたしておりますが、世界が闘争の極にあり、日本も又人心混乱の渦中にある時、宝塔建立の法輪を転ずることは、まさしく祖願にかない、四海帰妙への道であると信じ、この度の計画を立ち上げました次第でございます。
全国の寺院・教会・結社の各聖、十方有縁の檀信徒各位、百万人講講員の皆様には右の趣旨をおくみ取り下さり、何卒「身延山五重塔建立」の浄願円成にご協賛ご協力たまわりますよう、伏してお願い申し上げます。

平成16年4月19日
身延山五重塔建立奉賛会 実行委員長 身延山総務 井上瑞雄